某あかりスト「ふっふっふ、ついにこの日が来たか。我らがあかりん出陣の日、葉鍵板最萌 
　　トーナメント・Ａブロック準決勝！　華麗なる勝利を得て、クイーンオブ幼馴染にふさわしい 
　　宴としようではないか」 
某したぼく「甘いな。貴殿の前に立ちはだかるのは我々だということを忘れているのではないか？ 
　　クイーンの名は大庭詠美ちゃん様にこそふさわしい。そして我々こそ、その忠実なるしたぼくーズ！ 
　　そんじょそこらの相手と一緒にしてもらっては困る」 
あ「身も蓋もなく言わせてもらうと、貴殿の姫君は我々の１、２回戦の相手より強力とは思えぬが？」 
し「原作レベルではそう思われても仕方あるまい。しかしこのトーナメントには支援という武器が 
　　ある。Ｅブロック後半の熱さを知らぬ訳でもあるまいし、我らは二次創作には自信があるぞ」 
あ「だとしても、角の付いた赤い奴に緑がどう対抗するつもりかね？」 
し「葉鍵板での緑色の強さは某メイドロボが実証済みだ。ザクとは違うのだよザクとは！」 
あ「…………なんか読者が引いてる気がするが」 
し「……さすがに調子に乗り過ぎたか。おとなしく試合に戻るとしよう」 

あ「さて試合開始……と、その前にここまで勝ち残った選手の一斉入場か」 
し「これは燃える。リング穴Joe氏の口上も見事だし、R109-719の職人見習い氏の画像も超ツボだ。 
　　思わず魔闘気がたぎるぞ、ふっふっふ」 
あ「んな物たぎらせんで冷静になれ。見ろ、ヒートアップした参加者がフライングしまくりじゃないか」 
し「しかしブロック準決勝初戦だけあって、参加者数が尋常ではないな」 
あ「確かに。しかし貴殿、最初の支援画像がいきなりネタか？」 
し「我らしたぼくーズ、ネタだろうが何だろうがちゃん様に萌えられれば正義！」 
あ「むう、確かにネタに対する許容度の広さは貴殿の方が上かも知れぬ……しかし、我らの歴史は 
　　こんな物まで手に入れた。見よR109-763、いたる絵おさげあかりん！」 
し「ぬを！　これは本物か？　やってくれる！」 
あ「開始直後で誰も反応出来ずに流されたのは残念だったがな」 
し「くそ〜負けるか、R109-813、ちゃん様入場失敗編だ！」 
あ「……ぐ、ぱっつんぱっつんか。キャラスレの名になるだけあって敵ながら天晴れ。しかし！ 
　　えちぃ画像なら負けぬぞ、833にて一斉投下！」 
し「ぐはぁ！　こいつぁやべぇ！」 

あ「む？　R109-879より詠美陣営にAA付きのSSが来たか」 
し「連載物はこの試合初だな。ああちゃん様の泣き顔萌え〜！」 
あ「貴殿らは自らの姫を泣かせて楽しむのか？(汗)」 
し「しおしおふみゅ〜んこそ正義！　そして打ちひしがれたちゃん様を優しく抱き留める事こそ我らが 
　　本懐っ！　この訴えはちゃん様萌えならご理解頂けるかと思います」 
あ「優しいのか歪んでるのかよく分からんが、愛情だけは感嘆する程に感じられる……」 
し「そうこうしてるうちに早くもR110へスレ移動か。１時間たたずに200以上のレスが付くとは 
　　我らの試合ながら驚嘆ものだ」 
あ「我々はこの凄まじさを経験済みではあるが……ここまでは我らがあかりん陣営の若干リードか」 
し「さあ仕切り直してR110-35。旦那さん、名無しです氏のちゃん様SSを見よ」 
あ「打って変わって正統派萌えと来たな。この変幻自在ぶりは流石だ。加えてえち系画像も出て来るし、 
　　ぬぬ……この時間帯の支援は少々押され気味と認めざるを得まい」 
し「と言いつつもあかり票はずいぶん入っているではないか」 
あ「これが歴史の重み、そしてあかりんの魅力。語らずとも、普段は表に出ずとも、こういう時には 
　　つい回顧して萌える。そういうさり気なさこそあかりんの神髄！　現に見よ、投票コメントを。 
　　SS書く程のリビドーは無いにしろ、１レスを存分に使って己の萌えを語る者のなんと多い事か」 
し「クセが無いのに印象は強い、考えてみればおいしいキャラだな貴殿の姫君は」 
あ「正直、あの時の爽やかにして純粋な萌えを、もう一度得る機会は無いものか……(しみじみ)」 
し「難しい命題だ。薄味なのに忘れられないあの味わいは、今となっては没個性の一言で片付けられ 
　　かねん。最近のゲームが妙に濃いのも、その辺が影響してるんだろう。つくづく、東鳩は金字塔 
　　だと認めざるを得ない所だ」 
あ「っと、そうこうしてる間に241からまた詠美SSか。次々と作品が来るな……」 
し「ふ、更に287で禁断の『あの時』ボイス！　これぞ最近のゲームの特権！」 
あ「……やってくれる」 

し「その後も302からちゃん様とパンダのSSが出て来たが……それでもあかりとの差は詰まらん……」 
あ「うむ。我が陣営ながら頼もしいものだ」 
し「くそ、画像でもSSでも主導権を握りきれんぞ。しかし！　それでもしたぼくーズはくじけない！ 
　　退かぬ！　媚びぬ！　省みぬ！　ちゃん様のために萌え尽きるのみ！」 
あ「そこにR110-325、あかり陣営ヘルシング演説をかます罠」 
し「二回戦既出物やんけー！　しかし画像やムービーならともかく、再掲載出来る程の『煽り文』を 
　　支援として得られるのは敵ながら羨ましい……」 
あ「この文章は今後とも、あかりん萌えの魂の象徴として末長く語り継がれるだろう。今そう決めた」 
し「勝手に決めるな」 
あ「更に412でToHeartオープニングムービー落とす攻撃」 
し「じ、実写だとぉ！？　しかも野郎っぽいし、これ本当の意味でM@Dぢゃないのか！？」 
あ「ネタは貴殿だけの物ではない。凹んだ奴がいたらご勘弁だが」 
し「く、しかしそのサイズでは容易にダウンロード出来まい。こっちは452で既出画像の放出だ！」 
あ「総力戦の覚悟で来たか！」 

し「しかし、昼間だというのに一向に投票が止まらんぞ」 
あ「っと、マテ。詠美への投票、かなり『バカだから』というのがあるように見えるのは気のせいか？」 
し「気のせいでも目の錯覚でも無い。ちゃん様はそれがいいのだ」 
あ「……臆面もなく断言されると思わず納得してしまうから恐いな」 
し「しかし、あかり側の『やっぱ幼馴染』票はもっと数が多いような……」 
あ「あかりんは、言わばご飯と味噌汁だからな」 
し「なんじゃそれは」 
あ「目立たない。これといった強烈なセールスポイントも無い。だが無いとなると途端に物足りないし、 
　　毎日食っても飽きない。そして、そういう魅力こそ最後の決断の際に効くのだよ。貴殿だとて、 
　　一年中同じ食事をしろといわれてサーロインステーキは選ぶまい」 
し「なるほど……ん？　毎日食っても飽きないって…………ぽ」 
あ「こらこらナギーの真似をするな。とにかく、最近の濃ゆいキャラでは持ちえぬ魅力をあかりんは 
　　保有しているのだ。はっはっは」 
し「うむう、R110-518のしたぼく氏の支援まとめを見ても分かる通り、支援物量では我々は勝って 
　　いると思うのだが……だからちゃん様優勢と勘違いする参加者も結構いるのだが……うぬれ、 
　　ToHeartの赤い奴は化け物か？」 

あ「続いてR110-542、名無し坊氏の煽り文だ」 
し「これまた二回戦で見たよ〜な気がするが……その内容は認めざるを得まい。しかしこちらも、 
　　ｷｼｬｰｯ氏が570でちゃん様讃歌を歌いあげているぞ」 
あ「流石に昼間はマターリ気味だな。支援だけは。投票はやたら多いのがポイントだ。詠美萌えが 
　　こんなにいるとは正直意外だった」 
し「相手が相手だけに、ここで棄権したら一生後悔するとでも思ってるんだろう」 
あ「このトーナメントで一生物の後悔なんかされたら困るんだが」 
し「言葉のあやぐらい理解せい！　っと、17時を過ぎた頃から支援活動が再開されてきたか？ 
　　R110-658、漢達の黄昏氏による、例によってちゃん様おばか〜なSSだ」 
あ「短編ながら受けがいいな。と、続いて674からはシリアス物か……敵ながら、このSS攻勢は見事」 
し「一方の貴殿の陣営は、やはり『浩之ちゃん、み〜つけた』萌えがキーか？」 
あ「うををををーーーー！！（ごろごろごろごろ）……はっ！？　済まぬ、取り乱した」 
し「まぁ誰にでもある事だ。っと、707であかりSSへのリンクが来たか」 
あ「45cmの魔法。これは萌えだ。つづいて710で応援歌も来たぞ」 
し「負けぬ！　我が軍は既に明日を捨てたジャックハンマー状態！　721、731とSS連打！　支援まとめを 
　　経て809から巫女大好きっ娘氏の画像絨毯爆撃ぃ！」 
あ「天翔龍閃は生きる意思あってこそ習得出来るのだ！　741を筆頭に語られる数々の萌えコメントを 
　　見よ！　ここまで多数出れば、もはや支援！　831ではWinAmpスキンという側面攻撃もある。そして 
　　851、本格SSだー！」 

あ「あかりスト達が898、913とネタ連携を見せつつ、スレは再び移動してR111だ。まさかここまで大規模 
　　な戦闘になろうとはな」 
し「その直前、R110-925に貴殿の陣営のSSまとめが出ているが……」 
あ「……言うな。この試合、SS支援に関しては完敗を認めるしかない。新スレに移動しても立て続けに 
　　貴殿陣営のSSが落ちて来るしな」 
し「その賛辞は受けておくとして、既に21時台からラストスパートか……ここにきてあかり側の画像投下 
　　が激しいな」 
あ「なんかR111-160で紅の晴子氏のバイクが変な音立ててるぞ(笑)」 
し「んな音出すガソリンがあったら速効で入れるぞ(笑)」 
あ「結局、氏は323で駆け抜けていった……何気においしい番号を取るし」 
し「R111-325でやっと終了か。さて、結果は……」 

神岸あかり５３２ vs 大庭詠美４４７ 

し「………………力及ばず、か、さすがに萌えの原点は強かった」 
あ「勝ちはしたが、試合を支配したとは言えないな……まさかほとんどの時間帯で互角とは。あえて 
　　言うが、かなりあったはずのキャラ格差をここまで跳ね返されるとは、詠美陣営を賞賛せざるを 
　　得まい」 
し「それでも勝利は貴殿のものだ。では当方、これより残念会に行ってくる」 
あ「そう言えば試合中にもその話題は出ていたな。貴殿の陣営は負けを楽しむのか？」 
し「言ったはずだが。しおしおふみゅ〜んなちゃん様を抱き留める事こそ我らが本懐！　実を言えば 
　　負けた方が楽しめたりするのさYeah！」 
あ「……ならば貴殿の目に光るそれは何だ」 
し「何の話だ？　したぼくーズに涙は無い。我々が泣いたら、ちゃん様はどこで泣けばいいのだ」 
あ「……」 
し「去る前に一つ忠告しておこう。貴殿の次の相手は水瀬名雪。Kanonより訪れし強力無比な眠り姫…… 
　　しかも幼馴染属性つき。貴殿の武器の一つは封じられる」 
あ「確かにな」 
し「加えて彼女も、Kanon以降からこの世界に入った者達には『萌えの原点』に近い物を持つ。つまり 
　　もう一つの武器も効果が減殺される。あかりと名雪の双方に萌えている者も多いだろうし、従来の 
　　手法だけでは投票者の心をつかむのは厳しかろう。恐らく貴殿にとっては正念場だ」 
あ「忠告痛み入る。肝に銘じておこう」 
し「ふん、我々を破ったからには無様な姿を見せて欲しくないだけだ。ではさらばだ、今日は負けたが 
　　充実していたぞ。我が生害に一片の悔い無ぁし！」 
あ「こら〜残念会に行く前に死ぬな！　しかもお約束の漢字ミスをするな〜！」