ルミラ=ディ=デュラル vs 巳間晴香 解説屋だよもん氏による観戦記 |
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<一回戦・Bブロック第二試合 ルミラ=ディ=デュラル vs 巳間晴香 観戦記1> ある意味、マイナーメジャーなヒロイン同士の対決となったこの一戦。 前評判で優勢が予想されたのは、由依・郁未と並ぶMOON.三人娘の一角として、Aブロックで旋風を 巻き起こしたMOON.陣営の勢いに乗った巳間晴香。ハカロワでの当たり役も好材料となる。 対するルミラは、雀鬼勢のトップバッターということもあって戦前の盛り上がりに乏しく、 どこまで葉鍵板最古のメインヒロインの意地を見せられるかといったところ。 開始と同時に、わつき屋爆弾、ドタコメシチュ、テキスト引用などによる物量攻撃をかける晴香陣営。 一連の高槻ネタの絨毯爆撃と併せ、勢いを掴む事に成功する。 対するルミラ陣営もゲーム中のCGなどで対抗するが、入場アナウンスすら間に合わないという 準備不足もあってか、後手に回った観は否めず、十八番の麻雀ネタでも晴香陣営に先手を取られる。 結局、1:00の第一回集計では22対30と晴香陣営がリードを奪う。 しかし、高槻ネタに頼りすぎたためか、次第に手詰まりの様相を呈してきた晴香陣営に対し、 雀鬼組応援団を初めとするドタコメシチュを過去に類を見ないペースで連発するルミラ陣営。 エロSSも飛び出し、3:00の集計では49対61だった票差も7:00の集計では66対74と差を詰まる。 その後もルミラ陣営によるドタコメシチュの連発は続き、ついに10:00には84対83と逆転に成功する。 が、晴香陣営も最近のMOON.人気に裏打ちされた底力を見せ、12:00には94対89と再逆転。 午後に入ると晴香陣営もAブロックに引き続いてのMOON.三人娘コントを連発するなど攻勢に出るが、 ルミラ陣営も萌え/笑い系のシチュで応戦、16:00の集計では遂に107対107と、全くの同票となる。 さらに両陣営とも激しく各種テキストを打ち合った結果、18:00の集計でも114対114と全くの互角。 ここに至って両陣営とも完全にエキサイト、ルミラ陣営がドタコメやエロSSの続きを乱射すると、 晴香陣営もエロSSや西又同人誌Pなどで反撃、20:00の最終中間集計では126対130とやや晴香リード。 画像掲示板がアクセス過多で落ちるほどの死闘はますますエスカレート、21:00を回ったあたりから 両陣営のボルテージは爆発、晴香陣営が三人娘コントを連発すれば、ルミラ陣営も雀鬼キャラの ドタコメシチュで対抗、晴香×郁未レズSSにはルミラ羞恥SSが繰り出されるなど、 両陣営の意地が剥き出しの文字通りの乱打戦が展開され、勝敗の行方は全く見えない状況。 結局、両者とも最後の最後まで視力を尽くした熱戦は、185対165でルミラ陣営の逆転勝利に終わった。 両者ともが持てる力を最後まで振り絞って戦い抜いたこの一戦。 ナイト雀鬼対MOON.という、事実上の葉鍵の最古作対決ということで、いささか盛り上がりに 欠けるのではという危惧を、いずこへともなく吹き飛ばすかのような熱戦であった。 マイナー作品の宿命で既存の画像等の弾薬が不足する中、即興のテキスト中心に タイムアップ寸前まで死力を尽くして戦い抜いた両陣営に、心の底からの賛辞を送りたい。 正直、これまでの対戦の中でもベストマッチであったと言っても過言ではないと思われる。 できれば両陣営に勝ちを宣告したい。そんな埒もない思いすら抱かせるような白熱した一戦であった。 <一回戦・Bブロック第二試合 ルミラ=ディ=デュラル vs 巳間晴香 分析> Aブロックでの由依対美凪・郁未対裏葉のAirヒロイン相手の戦いを一勝一敗で乗り切り、 意気上がるMOON.派の勢いを利して上位進出を目論む晴香陣営。 組み合わせに恵まれず、この一戦に敗北すれば全キャラ初戦敗退も十分考えられる ナイト雀鬼派の期待を一身に受け、必勝の覚悟でこの一戦に挑むルミラ陣営。 両者の意地が正面からぶつかりあった、白熱した好ゲームであった。 勝利を収めたルミラ陣営の勝因は、とにかく雀鬼勢の初戦での全滅だけは避けたいという執念だろう。 雀鬼組応援団氏らの圧倒的な各種テキストによる怒涛の攻勢に、それは如実に現われている。 ナイト雀鬼勢の初陣ということもあってか、序盤戦〜中盤戦こそAブロックからの勢いに乗った 晴香陣営に終始リードを許す苦しい展開だったが、深夜になって晴香陣営が息切れ気味のところに 雀鬼ファミリー総出演によるエロ・ドタコメの硬軟交えたSS・シチュを畳み掛けるように撃ちこみ、 「ルミラ陣営=頑張ってるし、面白い」という浮遊層に植え付けられたイメージは、晴香陣営の 反撃開始後も薄れることなく、結果としてその後の戦況を決定付けたとも言えるだろう。 対する晴香陣営も大量の各種テキストを繰り出し、ルミラ陣営に一歩も引けを取ることはなかった。 ただ、序盤戦が高槻ネタなどによって優勢であったことに油断したのか、深夜から明け方にかけて ルミラ陣営に一方的な反撃を許した時間帯があったのが、以降の両陣営のイメージを決定付け、 判官贔屓の浮遊層をルミラ陣営に走らせる一因となってしまったとも言えるかもしれない。 両陣営とも画像弾薬の欠乏からヴィジュアル面で弾薬は作品内CG中心という点はほぼ同じであり、 両陣営の熱意・ネタの質・射出弾薬総量なども互角であったと思われるため、微妙な勢いの差が 勝敗に直結したと思われる。結果として20票差がついたが、実際は殆ど差のない死闘であった。 勝利を収めたルミラ陣営としては、二回戦の観月マナ戦もさることながら、他の雀鬼キャラの 初戦の行方が気になるところであろう。もっとも、その相手はそれぞれ、藍原瑞穂、沢渡真琴、 神尾観鈴、澤倉美咲、立川郁美、長谷部彩、美坂栞といったいずれ劣らぬ強豪揃いであり、 何かと話題に上る一戦であるショップ屋ねーちゃん対ユンナ戦の勝者くらいしか計算できない。 また、雀鬼ファミリー総出演という応援スタイルからも、今後のネタ切れも心配されるところ。 これからも、アミューズメントディスクやLFTCGでの活躍が期待される雀鬼キャラ。 各キャラの認知度を上げるためにも、今後とも今回のような熱戦を期待したいものである。 惜しくも敗れた晴香陣営であるが、水曜日には河島はるか対鹿沼葉子戦が組まれており、 作品人気・キャラ人気的にも熾烈な接戦となることが予想される。 既にメイン3人娘の対戦を全て終え、結束・応援戦術が固まっているという利点を生かし、 二人目の二回戦進出を目指し、暫しの間、英気を養ってもらいたいものである。 | |
gnuplot氏作成グラフ ルミラ185−晴香165でルミラの勝利!! |