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岩切花枝 vs 日吉かおり
快説者だよもん氏による観戦記
<一回戦・Cブロック第ニ試合 注 岩切花枝 vs   日吉かおり  観戦記 >

Cブロック1回戦第2試合、岩切花枝(誰彼)vs.日吉かおり(痕)の一戦。
ここ数戦の主要キャラの激突を考えると、ややマターリした戦いになると予想される。
岩切花枝は色々な発言が醸し出される葉の誰彼より、古の帝国軍の「強化兵」と呼ばれる改造人間。
対するは葉鍵板でも固定ファンの多い痕より、柏木梓につきまとうレズ女日吉かおり。
どちらもHシーンはあるものの主役ではないというキャラであるため、どちらに転んでもおかしくない。
戦前の予想としては、どちらかといえば岩切に分があったが、かおりも梓とセットの援護があればいい勝負になる、
と混戦模様を呈していた。

00:00、試合開始。スタート直後は一進一退の票が入っていたが、先に画像を投下してきたのは岩切陣営。
改造人間というミステリアスなキャラ設定を生かし、浮動票の獲得に走る。
逆にかおり陣営も画像アップするが、開始10分で早くもCG重複と、怪しい雰囲気が漂う。
かおり陣営の援護が滞る中、岩切派はSSと画像を投下し、着実に票数を伸ばしていった。
ところが、02:00を過ぎた頃、誰彼を如何にして楽しむかという議論に変化。
さらに混戦であった観鈴vs.たま戦の結果が発表され、投票はほとんどないという状態。
03:00になると今度は別キャラである凸の話で盛りあがり、もはや誰彼スレと化していた。
それでも誰彼の話をしているからか、数少ない投票のほとんどは岩切に。
05:00の途中集計は66-28で岩切リード。

日曜の朝はマターリ派が多いのか、それとも寝ているだけなのか。
7時間で93レスという、最萌決定戦とは思えないスローペースでの書きこみ。
この辺はお互いに支援がなく、序盤に投下した画像やSSがそのまま票数にあらわれる感じで、12:00の時点で88-34と差はさらに広がった。
昼を過ぎてお互いにマターリムード漂う中、大きな動きが起こった。過去に自作CGで多くの信者を作った86氏がかおり側に降臨したのである。
これを機にかおりに票が集まりだし、開始から15時間で38票だったかおり票を、2時間で23票追加という離れ業をやってのけた。
岩切陣営もこのままでは危ないと考えたか、ゾーナム氏作のSSや岩切スレのSS転載等で再び動きが活発に。
こうなると序盤にできた差は大きく、終盤に86氏が絵の追加をするも追い込み届かず。結局157-98で岩切花枝の勝利となった。


<一回戦・Cブロック第ニ試合 注 岩切花枝 vs   日吉かおり  観戦記>

誰彼から最初の登場となる岩切花枝。誰彼陣営としては大事な所詮という意味で勝ちたいところだっただろう。
対する日吉かおりの痕陣営も、接戦で落とした楓戦のこともあり、できれば勝って流れを持ってきたいところ。
前の試合の疲れからか、試合前からマターリした状態での発言が多かったのが印象深い。
両陣営ともに画像投下してくれる人がいるのかと思ったぐらいである。

さて、この試合、展開の大切さを物語った試合であった。
序盤、弾薬不足で喘ぐかおり陣営と、キャラ紹介やCG投下などで順調に票を集める岩切陣営。
この序盤戦を制したことで、マターリムードの中盤戦で票を稼げたのであろう。
逆にかおり陣営は、やはり出遅れたのが痛かった。
後に数票獲得する起因となるSSも、詳しい内容の書き込みがなかったために閲覧者は少なかったのではなかろうか。
そしてこの試合最大の見所、86氏の爆撃であるが、タイミングが悪かったというべきか。
もしこのCGが開始直後に投下されていれば、かおりの勝利があったと言っても過言ではないだろう。
それでも観戦記にあるように、一瞬で流れを作った86氏のカリスマ性は素晴らしいとしか言いようがない。
ところが、86氏の登場ともに岩切陣営も気合の入ったSSを投下。
これにより、かおりムードの中においても岩切票の獲得に成功。岩切陣営の好プレーといえよう。

勝った岩切陣営は、前半はCG中心、後半はSS中心、という絶妙な試合運びが功を奏した。
けして弱い相手ではないはずのかおり相手に50票以上の差をつけたのは秀逸な試合内容と言えるだろう。
2回戦は強敵、神尾観鈴との戦い。
たま戦でやや不覚を取った分、今回は気合を入れての参戦と思われる。
厳しい戦いになることは確かだが、がんばってほしい。

86氏の登場はかおり側にとって嬉しいハプニングであった。
86氏は全て葉の作品の支援をしているところが興味深い。
この先、どのキャラクターにつくかが大きく注目されるところだ。

gnuplot氏作成グラフ


岩切157−かおり98で岩切の勝利!!