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澤田真紀子 vs 神岸ひかり
怪説者だよもん氏による観戦記
<一回戦・Cブロック第三試合  澤田真紀子 vs 神岸ひかり 観戦記>

本日の一戦はやや異色のカード。こみパの編集長「まきちゃん」こと澤田真紀子と、PS版Toheartで
あかりの母親として登場した神岸ひかりの対戦だ。
両者ともキャラスレが現存せず、総合スレでも目立った支援の動きは見られない。真紀子の方が他の
シナリオとの絡みが多い分存在感は有りそうだが、ひかりもサブキャラとしては広く認知されている
方で、キャラ格の面でも両者は中〜下位で拮抗している。
真紀子は葉最大の巨乳キャラであることが一部の間で有名、一方ひかりは見た目こそ異常に若いが
人妻・母親属性の持ち主だ。中立派の妄想を掻き立てた方が勝つ、そんな濃い戦いを予感させた。

試合開始早々にアップされた真紀子画像。しかし実は某外相の写真だった。アドレスをよく見ずに
踏んだ人々が次々と萎え、しかもそれはひかり陣営の謀略であったことが判明。真紀子陣営を憤慨させる。
それ以降もひかり陣営はあかりやとき○モ2の画像を「ひかり画像」と偽って貼るなどやりたい放題。
真紀子陣営からは他のゲームの爆乳キャラ(というかあれには爆乳しか出てこないのだが)とのコラCGが
対抗策として打ち出される局面もあったが、曲者度ではひかり陣営が上だったように思う。
真っ当な応援状況に目をやると、試合開始から1持間半ほどの間に萌え絵や手書き風のエロ絵、そして
86氏の自作CGまでアップされたひかり陣営の方が、CGの面では注目を集めていたようだ。文章ネタでも
1:30前にyjjseBZ6氏の親子丼3PSSがスタートし、ひかり陣営が先手を取る。試合開始直後の票の勢いが
やや衰えた真紀子陣営は、1:44に弾丸ペンギン便氏の連作コメディSSの第1弾を投入して直ちに追撃。
この辺りで両者の票はほぼ並んでいた。
2時頃には個人運営のファンサイトに直リンという強者のひかりファンが現われ、会場の睡気を払う。
これもトーナメント参加層の広がりのなせるわざだろう。
2:30頃公表された第一回中間集計結果は44対34。ひかり陣営がやや優勢のまま、試合は深夜へと突入する。

深夜の時間帯は、yjjseBZ6氏のSSが連綿と続き、86氏のイメージ画像まで触発するほか、出るべくして
出た母乳SS、遊撃隊氏の萌えSS等により一貫してひかり陣営のペース。真紀子陣営は弾丸ペンギン便
氏の続き物以外に目立った援護を行えない。6:00の集計では若干差が開き59対41。
その後真紀子陣営は「キャプテンサワダの決断」氏の中篇SSと自作挿絵で大いに盛り返すが、ひかり
陣営も「なげやりな葉鍵キャラの日記」過去ログを持ち出し反撃、ギャグと思いきやいきなり
ハードエロ路線に変わるL1bS5Mlc氏の中篇SSも飛び出し、戦況は8:00頃で63:50、13:00頃で80:57と
押しつ押されつの様相を見せる。
午後に入ると試合は激しくマターリ化、13時から19時までのレスは僅かに70。ところがここから急に
真紀子陣営の応援に熱が入る。19時過ぎに弾丸ペンギン便氏の好評連作SSが終了したのち、手書きCGが
続々アップ。22時前に編集長の応援だよもん氏によりこの試合ほぼ初めての本格エロSSが投入され、
更には試合終了2分前にMlu9iB2/氏の南との3Pものがスタート。ここへ来てようやく「編集長の乳を
見せろ」とのギャラリーの再三の要求に応えた形だが、さすがに時既に遅し。
真紀子陣営の終盤の追い込みも及ばず、結局143対102でひかりの二回戦進出が決定した。

今回の試合は、週明けの月曜日に行われたこともあり、正味700レス前後と極めてマターリした展開となった。
荒れとも無縁で、リラックスして純粋に応援合戦を楽しめるいい試合だった。


<一回戦・Cブロック第三試合  澤田真紀子 vs 神岸ひかり 分析>

今試合の対戦者は両者適度にマイナー。双方有名どころの爆弾は出回っておらず、さりとてプッシュ
しようがないほど情報量が少ないわけでもない、という状況は、創作系の人々にとってやりがいの
ある環境だったろう。創作に自信のない人はなんちゃって場に一石を投じるも良し、のんびり
応援するもまた良し。二回戦以降はどの試合も激しさを増してゆくことが確実なので、こういう
カードはこういうカードなりに楽しんだ方が得だ。

勝ったひかり陣営は、エロ系SSもほのぼのシチュも大抵あかり絡み。あかり+1x歳という分かりやすい
キャラクターから入った票も少なくないだろう。ひかりとしてのアイデンティティが確立されていない
だけに、あかりからの連想で支持が集まったと言えそうだ。
この点、同様の状況にありながら娘との共通点が少ない宮内あやめ、娘とは全く別の世界を確立して
いる水瀬秋子はどのような戦いになるか、なかなか興味深いところだ。

破れた真紀子陣営は、終盤の追い込みが間に合わなかったことが全てだ。観衆のほとんどが中立層と
見られるだけに、葉鍵一の巨乳を活かした攻撃が序盤に炸裂していれば、勝負はどうなったか
分からなかった。もっとも、そういう武器を使うシチュエーションが想像しにくいのが、彼女の
キャラクターなのかもしれない。
この試合は両陣営とも他の勢力からの支援があまり見られなかった点も特徴的だが、弾丸ペンギン便
氏のSSが主として風見鈴香との掛け合いだったのは意味深だ。彼女の置かれている状況も、支持基盤、
マイナー度等の点において今日の真紀子と共通するものが多い。あるいは、真紀子を支援しつつ鈴香に
ついても浸透を図ろうという一石二鳥の遠謀だったのか・・・。

ひかりが二回戦で戦う相手は、明日のミュージィvs里村茜戦の勝者。ミュージィが勝てば母親キャラ
対決が実現するが、知名度や物量の格差は大きく、順当に行けば勝ち上がってくるのは里村茜だろう。
この場合知名度等の格差はひかりに対してもそのまま当てはまるため、厳しい戦いが予想される。
いっそ小手先の策を弄するよりも、自然体で魅力をアピールしたほうが、結果としてはプラスに
なるかもしれない。

gnuplot氏作成グラフ


ひかり143−真紀子102でひかりの勝利!!