多くの人が正月休みを終えた一月七日。一息ついたところで新たな支援なども期待で 
きるだろうか？　今日の試合は宮内レミィvs川名みさき。両者ともにかなりメジャーな 
キャラである。互いにワンサイドゲームで１回戦を乗り切って来たが、はたしてこの試 
合は楽に勝てるのだろうか？激しい攻防が予想される。 
　今日も多くの狩人やＮＧＧ（名雪車ガード隊）が出る中、名雪車はその間を抜けて逃 
げ切り達成。恒例となったわつき屋爆弾を投下して行った。 
　さて、試合の序盤はみさきサイドが画像展開を行って、試合を有利に進める。ただ、 
何人かの画像支援者が「どれが既出か分からないが…」と言う。１回戦で多くの画像を 
出すと出る弊害か？　他にも、点字での応援文など、小粋なものも幾つか出てくる。 
　一方、レミィサイドは、支援の出遅れが目立ったか、R89-370でもなちゆ12斎氏が一気 
に５枚アップを試みる。しかし観鈴画像が混じっているなどの指摘もあり、再度投入す 
るなど今ひとつ振るわない。 
　固定投票層が落ち着いた１時過ぎ、R89-386-397,元素番号４７氏による深夜の連続 
ﾏﾀｰﾘ小説「フードファイターMisaki」、また明け方には、R89-508-514,み氏のＳＳ「届け 
られた思い」などＳＳ支援も飛び出す。特に後者のみさきがテープに日記を吹き込む話は 
反響が強く、早朝の票を伸ばすのに一役買う。早朝６時の時点で、135-46とほぼトリプル 
スコアをつけ、みさきリード。 

　午前中、比較的落ち着いた空気の中、R89-555,三千世界の鴉氏が登場。自ら垢を使い、 
大量のみさき画像を用意し周囲を呆然とさせる。氏はこの後も画像支援をし、これにも 
多くのギャラリーの目を惹かせた。一方でisweb鯖は昼頃にほぼ全滅。しばらく、場はざ 
わついたが、他板に各サイドは移り、画像投下を続けた。 
　そういった展開の中ではやはりＳＳなどの文章系が強いというもの。学校の生活時間に 
ほぼ時を合わせながら投下される、「がんばれ！ みさき先生」シリーズ、とっとこ名無 
しさん氏の同棲シチュはいずれも好評。さらに、R89-660では英文投票が。翻訳やONE英語 
版があるかどうかなどの話題を提供する形に（ｗ　１８時には、207-58となおもみさきリ 
ードで日中の戦いを収めた。 
　R89-702からレミィＳＳが投下、またAirH"で森崎くん氏が懸命に支援画像の投下を行う 
など、終盤になり再びレミィサイドの動きが活発になるが、この戦況を傾けるには至らず、 
281-81と川名みさき勝利。準決勝へ駒を進めた。

　葉鍵決戦となったこの試合。かたや東鳩、かたやＯＮＥ。互いに生まれも悪くなく、 
別段不遇の扱いをされていたわけではない。しかし、あまりにも圧倒的格差であった 
この試合、けっしてマイナーキャラではないレミィがここまで苦戦したのは何故だろう。 
　みさきの萌えポイントに、「茶目っ気」「大食漢」「黒髪」「精神的強さ」等が上げ 
られる。多くの投票はこれらを元にされていた。特に「茶目っ気」に関してはネタを作 
りやすく、ＳＳなどでもネタ指向のものが多くあった。また、全盲というハンデキャッ 
プを持っているが、強く生きる様に惚れた者も多く、それを題材にしたＳＳの投下もあ 
った。これらから幅広い層の取り込みに成功し、またレミィサイドに比べ支援も豊富で、 
迷っていた浮動票を掴んでいたことも大きい。 
　レミィに関しては、「明るい性格」「巨乳」「八重歯」「金髪」というポイントが並 
び、特にその天真爛漫なところに萌えている人が多かった。しかし、それを発展させた 
形での応援が少なく、盛り上がりからみさき投票に流れる人を多く作ってしまったのが 
痛い。時間単位の統計を見てみると、２３時間中レミィがみさきを抜いた時間は皆無で、 
また日中の投票も非常にまばらだったのが残念な限りだ。確かに勢いはみさきにあった 
かもしれないが、やはり支援の少なさが響いているところを強く感じられる。安定した 
供給こそあれば、もっと健闘したのではないだろうか。 

　準決勝への展望だが、支援の安定供給が望まれる。やはり活気がある方に投票は流れ 
るものだ。特に固定票が投じられた後の明朝や日中の浮動票を多く稼げればその勢いを 
夜に持ち越すことが可能。ここから先の戦いでは、どの試合も実力者揃いで、そこから 
発生する「どちらも応援したいし、投票も迷う」という浮動票がいっそう増える。この 
票を集めていく事が、勝利の鍵となるだろう。 
　さて、さっそく準決勝の相手はＣブロック優勝候補とも言われる沢渡真琴である。同 
門Ｋｅｙの出自であることからも、両者に萌える層が予想できることから、多くの浮動 
票が有りそうだ。今、多くの投票者は、既存の画像より自作画像やＳＳを求めている。 
もはや日数は少なくなってしまったが、今からでも支援物資の制作に取り組み、迷って 
いる浮動票をがっちり掴むことが重要だろう。