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里村茜 vs 川名みさき
開設制作バイト氏による観戦記
<Cブロック決勝    ×▲ 里村茜 vs ▲△ 川名みさき  観戦記>

「ハムレットの心境」という言葉がある。各所で幾度となく繰り広げられてきたONEキャラ人気投票において、 
ほぼワンツーフィニッシュを独占し続けてきた、「金髪の甘党」里村茜と「黒髪の辛党」川名みさき。 
最萌トーナメントCブロック決勝戦は、同門・久弥シナリオの双璧が雌雄を決すべく相まみえたわけだが、 
この試合に臨場する参加者諸兄の境地を表すのに、これ以上的確な言葉は思い浮かばなかった。 

佐祐理の勝利で幕を引いた前試合の余韻冷めやらぬ会場は、夢のダービーマッチの実現を歓迎するより、 
むしろ二人のうちどちらかを落とさねばならない罪の意識に対する苦悶の「どうすればいいんだ」で充ち満ちていく。 
積んであるCD-ROMを引っ張り出して己の萌えを再確認するもの、優柔不断の末に支援待ちのもの、 
はたまた悲鳴を上げて投票を断念するものまで現れ、有権者の殆どが浮動票化することさえ予想された。 
そんな中、両対戦者の控え室の様子が伝えられる。かたや茜以上に興奮するあまり鼻血を噴いてしまった 
詩子さん(R139-684)、こなた戦の前の腹ごしらえに余念がないみさき先輩(R139ー690)。それはまさに試合内容を 
暗示するもので、実際に茜陣営の「フィクサー」とも言える詩子さん氏は今回も弾けまくり、みさき先輩はSSで、 
シチュで、CGで、FLASHで、投票コメントで、その健啖家ぶりを遺憾なく発揮することになる。 
リング穴Joe氏の名調子、ONEヒロインの背負う宿命を巧みに言い表した「男待ち」の入場コールを受けて、 
722にて茜入場SSが、間髪入れずに724で両支援者の士気を鼓舞する演説が投下され、やや遅れて733にて 
みさき入場SSがのんびりとそろい踏み。 
役者が出そろい、「葉鍵板甘党vs辛党フードバトル」もとい「ONE頂上決戦」と銘打たれた試合を前に、 
観客のボルテージはいやが上にも上がっていく。(すっかり忘れられた繭の不満の声も挙がる) 

そして、非情な時の鐘は、両者の明暗を分けるべく試合の開始を厳かに告げた。 
試合前の鉛を飲んだような空気とは裏腹に、例によって颯爽と会場を駆け抜けていく車諸氏及び狩人たちに 
投票保留者は殆ど出なかった。狩るか狩られるか、一瞬の判断ミスが命取りになる世界を生き抜く彼らにとって、 
己の萌えを見切ることなど造作もないということか。出足はほぼ拮抗、セオリー通りの画像投下も一人が両者に 
対して行うケースが多く、既出画像含めて両陣営入り乱れての撃ち合いとなる。 
しかしスレの流れは意外に遅い。ここ2戦の超ハイペースに慣れてしまったせいもあるだろうが、やはり「ハムレット 
の心境」を告白する投票コメントが目立つ通り、様子見が多いのだろうという観測が流れる。支援の方は試合開始 
18分後、早くもR139-831の茜支援SSを皮切りに、自作弾の方へシフトしていく。 
R139-847にて、あまとう氏の「着せ替えあかねちゃんR」シリーズが準決勝に引き続き開始。 
そしてR139-907にて、あのね熱血侍なの♪氏が、完成度40%時点のみさき応援FLASHを先行公開。 
いちご打!の元気なBGMに乗ってテンポ良く繰り出される、みさきとその愉快な仲間たちによるプロフィール紹介に、 
完成を待ち望む声が続々と寄せられる。 

と、900番台に到達してしまった辺りから、場の流れがぴたっと止まる。埋め立てへの牽制と相まって、 
支援に依存しない固定票が途切れたのも要因のうちか。 
900から950までの所要時間、実に35分。そして、951から1000までの所要時間、なんと1分(未満らしい)。 
どうでもいいけど、次スレへの誘導くらい貼らせてホスィ……。 
かくして次スレの行方が分からず迷子が続出するというハプニングに見舞われつつ、わずか1時間半で本スレが 
R140に移行。仕切り直し早々に、R140-42仏氏の手になるリアルタッチな茜画像を投下。会場は「ありがたやありがたや」 
「でも、チョトコワイ」とさっそく沸き立った。 

この流れを逃さず、茜陣営が深夜の制空権を掌握していく。 
茜支援者さんたちの手による手厚い画像投下の援護を受けて、着せ替えあかねちゃんRの続編、 
R140-68、70と食べ物に絡めたえち系SS支援が展開される。(しばらくケーキは嫌です(謎)) 
みさき陣営からも負けじと、R140-55のSSを嚆矢に反撃が開始されるが、キムチラーメン5杯平らげた 
程度ではまだエンジンがかからないのか、脅迫めいたプロポーズ(R140-83)、温泉で混浴(R140-115、 
寸止めかよ、ヲイ!)、面白いところではID:v6t6hxAi氏の読者参加型三択式SSなど、みさきならではの 
設定を生かした支援は出るものの散発的。そのもたつきを突くようにして、もはや茜戦の風物詩となった 
詩子さん氏による百合色のSS乱舞が炸裂、トドメとばかりに仏氏の看護婦コス茜画像(R140-180)が 
繰り出されたとあっては、ほぼ茜色一色に塗り込められるのもやむなし。 
そのころ会場の隅っこでは、ポニテAAとイラストのバーター取り引きが行われたり、波平を呼び出す召喚師がいたり。 
両対戦者からして、試合そっちのけで佐祐理の残していったおコタ&みかんを満喫していたりと(R140-66)、 
かの「川崎劇場」のノリを彷彿とさせるマターリ空間が広がっていく。余りにも呑気な試合運びに感応してか、 
名も無き闘評者氏や琉一氏は投票を保留しての両者支援を展開。特にR140-240から7レスに及ぶ『光が沈むまで』は、 
ゲーム未プレイの人にも二人の魅力が端的に伝わる良作で、場に居合わせた観客の目頭を熱くさせるモノがあった。 

夜が明けると俄に一天かき曇り、予報通り全国的に雨の日曜日となった。「雨」で馬場が渋れば「道悪の鬼」茜の出番か、 
天気に啓示を受けて茜票を投ずる者、雨にちなんだ茜支援を投下するものが出現、夜中に引き続きほぼ茜ペース。 
あれだけ夜通しはっちゃけた詩子さん氏、疲労回復に健康ドリンクをキめ(R140-259)、ますます勢いを得て 
支援リスト作成、シチュ投下、BGMの提供に茜支援者へのこまめなレス返しなど八面六臂の働きぶりを見せる。 
しかし、流れは休日にもかかわらず依然スローペースのまま、声優ネタ、それに絡む二人の最萌え台詞、 
そして消えゆく浩平とのクライマックスシーンなど、お互いの萌えどころをじっくり語らう場となった。 

試合開始から9時間が経過し、入念な腹ごしらえを終えたみさき陣営からようやく巻き返しの先兵が現れた。 
R140-308のとっとこ名無し氏その人である。連続投稿制限上等の、ほのぼの、えち、ギャグと種々取りそろえた 
大量のSSを引っ提げて、ただ一騎で会場を瞬く間に席巻する。 
茜側は画像多め、その代わりテキスト少な目で応戦するが、みさき側からR140-344氏のSS、そして正午近くに、 
とっとこ名無し氏によるギャグもの六連弾が炸裂すると、昼までには両陣営の勢いはほぼ拮抗状態にまで戻った。 
「投票より支援の方が多く見える」とまで感慨が漏れたほどである。 

正午に偽車氏が上からサクッと狩られたのを合図に、試合は後半戦に突入する。 
しかし支援の熱さとは裏腹なマターリとした流れは続く。R140-391氏の両者支援?の20Mにも及ぶ「一騎打ち」MADが 
いろいろな意味で反響を呼ぶ中、茜陣営は着せ替えあかねちゃんRシリーズの割烹着ネタ(R140-425)や 
180の看護婦コス画像にインスパイアされたSS(R140-515)など、コスプレネタでフェティッシュな萌えを誘う。 
他にも百合モノ(R140-467)、澪と昼下がりのお散歩(R140-496)など、相変わらず多彩なSS支援や、 
押せ押せの画像支援を絶やさず、再び主導権を握りにかかる。 
一方のみさき陣営は、夕焼けに佇むみさきの自作支援画像(R140-464)などの他は、ほぼテキスト支援が中心。 
えち方面に走り始めたリクエストシチュ、ちょっとダークシリアスなとっとこ名無し氏のSS(R140-456)、 
学食のおばちゃんの目からみさきの成長を暖かく見守った、いぶし銀の一品(R140-473)など、 
やや守勢ながらも萌えの競演を繰り広げる。 

試合開始から16時間33分が経過したその時、ついに「神」が降臨した。 
R140-555。前スレで予告されていた、熱血あのね侍なの♪氏のみさき支援FLASH「みさきDA!」がついに完成し、 
満を持して戦線に投入されたのである。BGMにあつらえたかのようなレス番GETも宣伝に一役買い、みさき・雪見・澪の 
三連ロケット弾がマターリしきった会場に衝撃を走らせた。 

これを境に攻守は逆転、「555」を賞賛する声に推されてみさき陣営の怒濤の快進撃が始まり、みさきのスプーンさばきも、 
いよいよ光速の領域に突入(R140-568)。 
あまとう氏が着せ替えシリーズの第七弾(R140-573)を投下すれば、遅れ馳せの電球氏がお株を奪う「着せ替え対抗」 
シリーズ(R140-584)を開始。茜萌え名無し氏が替え歌(R140-602)を披露すれば、名無し…でいいと思うよ氏が即座に 
替え歌(R140-606)で返すといった具合に、あたかもみさきの食欲が乗り移ったかのような食らいつきを見せた。 
一方の茜は、どうも浩平としけ込んでいたようで(R140-593)……。 
名無したちの挽歌氏による自作画像つきの両者支援(R140-626)が投下された後は、試合の流れはみさき優位に 
展開する。ここ数日2ch全体を悩ませていた断続的な鯖攻撃が行われるものの、そんなことで怯むようなやわな 
萌え方はしてないとばかりに、逆ギレシチュ(R140-641)、みさきと澪の名場面コントAA(R140-642)、リクエストもの 
エロシチュ(R140-680)と畳みかける。中でも画像とみさきベンチを組み合わせたアイデアもののシチュ(R140-671)で、 
日本全国のみさき先輩が消費したカレーの量は、一つの伝説として語り継がれることになるだろう、きっと。 
底なしの胃袋を前にした茜陣営は、無尽蔵かと思わせる画像支援に加え、本日のレギュラー陣にAqua氏(R140-694)、 
AKANE!!氏(R140-705)を加えた、優雅な音楽&ケーキネタ、着せ替えネタの二本立てでいったんは盛り返す。 
しかしみさき側も、たちまち電球氏が、みさき「が」雪見に「手料理を作ってごちそうする」、といういつもとは逆(wな 
SS(R140-706)を投下すると、あとは昨夜の混浴ものが完成し(R140-718、やっとだな、ヲイ!)、着せ替え対抗、 
異世界探検もの(R140-725)、澪とのほのぼのシチュ(R140-730)、そして応援替え歌2連発(R140-741,743)と 
息をつかせぬ支援ラッシュを繰り出して、ひとたび握った主導権を簡単には渡さない。 
この後、ドタバタ寸劇(R140-760)で一息入り、見た目はお嬢様繋がりのみさき画像(R140-773)、百合ちっくな 
みさき×茜画像(R140-791)と自作支援が彩りを添える。 
しかし、詩子の悲恋を通して茜の恋を描いた切ないSS(R140-771)が投下される傍らで、みさきの食い意地はいったい 
どこまで張り通すのだろうか(R140-790)……。 

最終盤に入り、浮動票がついに雪崩を打って動き始める。決断の決め手となった要因はさまざまだが、やはり 
「みさきDA!」のインパクトは大きく、流れはみさきに傾いていった。 
仏氏から茜の裸エプロン画像(R140-810)が投下されると、駆け込み投票の幾分かを引き寄せることに成功するものの、 
もはやみさきの優勢は勝勢に変わりつつあった局面でもあり、票の流れを押しとどめるには至らなかった。 
終日好評を博した「着せ替えあかねちゃんR」、リクエストシチュが無事に終了し、詩子さん氏の最後のSS(R140-894)も 
投下。今日の試合中食べるだけ食べた二人に「ダイエット」が待ちかまえるというオチ(R140-923,926)がちゃんとついた 
ところで埋め立て待機となり、実質的に支援合戦は終了した。 

試合終了直前、わずか3分前にスレはR141に移行。そして23:00、ONEの事実上の天王山はここに終わりを告げた。 
「ハムレットの心境」から解放された観戦者たちからは一様に安堵の溜息が漏れる。固唾を飲んで皆が勝敗の行方を 
見守る中、ファイナルアンサーがコールされた。茜238-320みさき。予想以上の大差に会場はどよめくが、 
しかし遺恨の声は一切聞かれない。そう、彼らはこの日がなければ、元々みさきと茜そのどちらにも萌えていた者が 
多いのだ。心ならずも二人の間に絶対線を引いたものの、その差はその日の気分や、苦慮に苦慮を重ねた末に 
こじつけた微少なものに過ぎない。最後の最後まで断を下すことができなかった者も相当数に上るだろう。 
しかし、それも全て終わったのである。もう二人の間に優劣など必要ない。 
よく「明暗を分けた」という表現が使われるが、この試合に限って言えば、「暗」はどこにもない。 
みさき支援者は言うに及ばず、己の萌えの限りを尽くしての敗戦を振り返る茜支援者たちには、一片の翳りもなかった。 

大会屈指のクリーンファイトを繰り広げた両雄は、観衆の要望に応えてがっちりと握手を交わし(R140-200、202)、 
詩子さん氏、リング穴Joe氏の退場SS、そして両陣営の支援者たちに暖かく見送られ、静かに会場を後にした。 


<Cブロック決勝    ×▲ 里村茜 vs ▲△ 川名みさき  分析>

今日の試合で二人の胃の腑に納められたワッフル及びカツカレー、その他諸々の食の彩りはいったいどれだけの量に 
達したことだろうか、想像するだに恐ろしい…… 

(閑話休題) 

結論から先に言えば、みさきの勝因は「スタートダッシュ」である。確かに最終盤の駆け込みラッシュで、R140-555の 
FLASHを決め手に投じられたみさき票は多く、実際に茜票を圧倒していたのは事実。しかし、事前の「今日の投票は 
なかなか決められないのではないか」という推測に反し、午前3時頃までの「固定票」と目される時間帯で、すでに 
勝負はついていた計算になる。みさき票は先行して抜け出し、安定した伸び足でその後ただの一度ももつれることなく、 
危なげないフィニッシュを迎えている。 
恐らくこの二人が、かつての様々な場所での人気投票でデッドヒートを繰り広げ、また投票において「究極の選択」に 
苦慮するコメントが目立っていた、という先入観がこの試合を「接戦」に見せかけていたのではないか。 

茜陣営に敗因を強いて求めるとすれば、支援の流れと投票の趨勢が乖離していたことだろう。観戦記で触れたように、 
獅子奮迅の活躍を見せた詩子さん氏、着せ替えシリーズのあまとう氏、序盤と終盤でインパクトのある画像支援を投じた 
仏氏を初めとして、質・量ともに申し分のない自作支援、もしくは画像投下が行われたものの、それらが効果を発揮し 
始める頃には、みさきは大きく先行していたのである。どれだけ良質の支援を繰り出そうとも、決断を下すのはあくまで 
投票者だ。ここまで甲乙つけがたい組み合わせだとよほどのことがなければ、天秤を大きく傾けることはできないのだろう。 
人の心は量りがたいと言う他はない。支援合戦ではみさき陣営に一歩も引けを取らなかっただけに、残念でならない。 

みさきの勝因は、上に述べたことを言い換えれば「固定票の多さ」という安直な結論が導かれてしまいそうだが、 
実際、みさきの萌えどころは、茜の萌えどころよりも敷居が低いのかも知れない。 
無愛想で口癖も「……嫌です」と、人を寄せ付けないところのある茜は、実際にシナリオをプレイして彼女の頑なな心を 
開かせていく過程に当たっていないと、口伝えではその真価や魅力は分かりづらいだろう。 
対してみさきは、失明というハンデキャップを追いながらも、「茶目っ気たっぷりの大食漢」という意外性の持ち主である。 
彼女の真価も、シナリオを実際にプレイしないと理解できないのは無論だが、知らない人に彼女の魅力の一端を 
伝えるのに、少なからずこの「意外性」の果たす役割は大きい。 
全シナリオの酸いも甘いも味わい尽くしたONE既プレイ者ばかりで実施される人気投票ならいざ知らず、ここは天下の 
往来「最萌トーナメント」である。いかにして浮動票を取り込むかが鍵を握る戦場においては、よりアピール性の強い 
設定を有する方が有利なのは自明であろう。一見固定票の多い時間帯にみさき票が集中しているようにも見えるが、 
実際にはそういった、ONEを知るが故の苦渋の選択とは無縁の浮動票が、早めに流れ込んだものとも考えられる。 

激戦区のCブロックを制したみさきの次戦、決勝トーナメントでの対戦相手はDブロック覇者、来栖川綾香。 
ブロック決勝戦で、葉鍵板の「炉利神話」を正面から粉砕してその完成度をさらに高めた、もはや説明不要の 
「完璧超人」である。 
だがそれがどうしたと言うのだ。向こうが「完璧超人」なら、こっちは「食欲魔人」だ。 
向こうが正真正銘のお嬢様なら、こっちは見た目「は」お嬢様だ。 
例えるなら、電車道の横綱相撲を翻弄する、変幻自在の試合巧者。十八番の大食いネタにとどまらず、 
綾香の放つ剛拳を受け流すだけの柔軟さと懐の深さが彼女にはある。 

今回もみさき陣営の文章支援は前評判に違わぬ質量を誇った。シリアス、ギャグ、エロなんでもござれの「ネタの宝庫」 
とも言うべきキャラクターの持ち主だけに、テキストには定評のあるONE職人が次の試合でもネタに困ることはないだろう。 
ただ、今回画像支援が薄かったことが気にかかる。相手は二次創作の歴史も長く、同じく優勝候補の一人セリオとの 
タッグが無敵を誇る綾香だけに、ビジュアル面でのアピールが課題となるだろう。 
今回の勝利の決め手の一つが、「みさきDA!」にあったことは教訓になると思われる。 

なお、綾香は決勝トーナメント進出を決めたその手で、みさきの陣容を「完璧」にしてしまったことも忘れてはならない。 
そう、繭が敗れ去った今、みさきは文字通り「ONE」のOnly ONEとなった。Cブロック決勝は同門対決と言うことで、 
支援者が割れてしまった感があるが、もはやその憂いはない。元々葉鍵ゲーの中でもキャラ同士の親和力に 
定評のあるONEだけに、ブロック予選で涙を呑んだ「姉妹」たちの熱い思いを結集し、All in ONEの底力でこれまで 
見たこともない多彩な支援を引き出せれば、あの猫口の「ミス・パーフェクト」も、朝飯前で平らげることができるかも 
しれない。 

来る2/26、決勝トーナメント準々決勝第二試合。 
どうか、良い試合を。 


gnuplot氏作成グラフ


茜238−みさき320で、Cブロック優勝は川名みさきに決定!