戻る

水瀬秋子 vs 小出由美子
快説者だよもん氏による観戦記
<一回戦・Fブロック第ニ試合     注◎ 水瀬秋子 vs   小出由美子  観戦記>

今までのトーナメントで多数いたお母さんキャラとメガネっ娘キャラ。伝統の萌え属性を持つこの二人が対決だ。 
Kanonから水瀬秋子。Kanonをやったことがある人ならば、誰もがその超人ぶりに驚き、そして萌えたに違いない。 
対するは痕から小出由美子。耕一と同じ大学に通っており、明るく真面目なメガネっ娘だ。 
前評判は圧倒的に秋子さん有利。由美子はイマイチ知名度が低いのか、インターバル中に 
「小出って誰?監督?」という発言が出るほど。 
サブキャラながらHシーンを持つ由美子と、サブキャラながら圧倒的存在感を持つ秋子さん。 
その秋子さんに対し、由美子がどれくらい対抗できるかが見所というような感じで試合が始まった。 

まず先制は秋子さんサイド。予想通り名雪車氏が秋子さんに投票し、同時に早速わつき屋画像を投下。 
それを皮きりに秋子さんへの投票が続く。投票者のほとんどが萌え文を添えているのが特徴だ。 
了承(1秒)、謎ジャム、完璧超人、アークデーモンなどの様々なキーワードも印象的。 
一方の由美子陣営だが、前日の梓戦で消耗した人が多かったのか、少ないながらも投票はあるも支援が出てこない。 
開始から30分を経過してやっと由美子CGが出てくるが、3Dポリゴンというやや評価が難しいもの。 
逆に秋子さん陣営からはCGの乱れ打ちに加え、秋子スキー氏によるSSとCGのコンビネーション2発、 
昼下がりマターリ派氏紹介の秋子さん隠しシナリオ、ゲーム中及びドラマCDの声、と壮絶な爆撃。 
さらに0Kc92xDQ氏の秋子さんコスプレCG弾幕。これでKOされた人は多かったようだ。 
久々の盛り上がりを見せたこの最初の1時間、秋子さんが由美子に約80票差をつけていた。 

中間報告は無いにせよ、既に大差をつけている事はわかっているであろう秋子さん陣営。 
しかし、その攻撃の手を休めずにCGを中心に投下を続ける。 
由美子陣営からも名無し忍者氏のSSから始まり、lCN1DKOv氏のエロSS「鬼子母神」、 
甘えん坊将軍氏のほのぼのSS「大学生活地獄変」、名無子氏の「痕〜由美子変〜」が投下される。 
CGという実弾が少ない代わりにSSで攻める由美子陣営。地味ながらも票を確実に増やしていく。 
しかし、秋子さんCGの数の前ではやや霞んでしまったか。 
08:00の集計では187対49と差はさらに広がっていた。 

朝から昼ににかけては秋子さん側の独壇場。 
28歳処女、43歳非処女、34歳魔法処女など様々な類推で盛り上がるトーナメントスレ。 
その隙をついて名無し忍者氏が由美子SSを投入。この流れにストップをかけるのに成功。 
しかし、萌えの絶対人数が多い秋子さん陣営に押されて得票にはなかなか繋がらない。 
21:00になって、ようやく由美子のゲーム内CGが投下され終盤の追いこみに賭ける。 
さらに、由美子陣営の名無し忍者氏が今度は自作4コママンガを投下。 
共に攻撃力の高い支援だったが、さすがに前半にできた差は埋まらず。 

327対93の234票差で水瀬秋子の勝利。 


<一回戦・Fブロック第ニ試合     注◎ 水瀬秋子 vs   小出由美子  分析>

最強の母親キャラと噂される水瀬秋子。小出由美子も萌えないキャラでは無いのだが、さすがに相手が悪かったか。 
試合開始後の勢い的にかなりのワンサイドゲームになると思われたが、そんな中で100票近く得票したのは 
胸を張っていいだろう。 
その原動力となったのは、やはりSS職人の方々。特に名無し忍者氏は4コママンガも書いており、好評を博していた。 
この先もその多岐にわたるパフォーマンスを見せて欲しいものだ。 

由美子の主な敗因だが、相手が悪い以前にCGが出てこなかった事か。 
例えば1時には寝る人がどちらにいれるか悩んでいた場合、実弾の無い由美子側に入れるとは思えない。 
即効性、という意味でCGが出なかったのは厳しい展開だった。せめてオフィシャル画像のリンクくらいは欲しかった。 
SS陣営が充実していただけに残念なところだ。 

これで痕4連戦は2勝1敗で最後の柏木初音にバトンタッチ。 
梓戦で燃え尽きて由美子戦をパスした痕陣営の人も、勝ち越しを目指してがんばってもらいたい。 

さて、234票という差をつけて勝った水瀬秋子。これは里村茜の記録した274票差に続く2位に入る記録だ。 
ログを眺めてて思った事だが、秋子さんにはほとんどアンチがいなかった。 
大抵の人気キャラにはアンチがつくという宿命を背負うものなのだが、少なくともこの試合では秋子が嫌いだから〜 
という発言は無かったように思える。もっとも、おばさんだから〜程度のものはあったが。 
とにかく、それだけの人気を誇る秋子さん。この先も安定したその力を発揮できる事だろう。 

次戦の相手は由美子と同じ痕の柏木梓。葉のヒロイン対決を制した実力の持ち主だ。 
大差で勝利した秋子さんと、見事な逆転勝利を演じた梓。はっきりいって、どちらが勝つかまったく見当がつかない。 
展開一つで勝敗があっさりひっくり返るくらいの接戦になると予想される。 
この由美子戦、勝負のほぼ決まった後半にもCGが放出されていた点が気にかかるが、それは相手も同じ。 
試合までの一月半の間、両陣営ともじっくりと弾薬補充をしてもらいたいものだ。 

ところで、親子共に勝ちあがったのは神岸あかり・ひかりに続いて2組目。 
姉妹揃っての勝ちあがりがない中、親子揃っては2組。これは葉鍵板的に何を意味するものなのだろうか。 

gnuplot氏作成グラフ


秋子327−由美子93で秋子の勝利!!