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フランソワーズ vs 長谷部彩
快説者だよもん氏による観戦記
<一回戦・Fブロック第六試合     フランソワーズ vs  △ 長谷部彩  観戦記>

最低でも420票の投票があるという熱戦が続くこのFブロック。葉鍵4連戦が終っても、まだその勢いは続きそうだ。 
ナイト雀鬼からフランソワーズ。人形というミステリアスなキャラ設定と、ダークでクールな性格。さらに貧乳だ。 
対するはこみパ3連戦のラスト長谷部彩。黒髪ロングの物静かな純情系ながら、中出しありというインパクトの 
あるHシーンも持っている。 
作品自体がマイナーながら善戦の目立つナイト雀鬼からの参戦だが、さすがにこみパ内で人気の高い 
彩が相手では厳しいか。 
今回も善戦までじゃないのか、という雰囲気で試合が始まった。 

まず、前日に名雪車氏の登場を言い当てた英雄にあやかろうと、「↓名雪車」という発言が多発。 
ここでは詳しく語らないが、R55の315-317がこのエスパー祭り一番のヒットと言えるだろう。 
それはさておき、スタート直後の投票は彩に集中。 
ところが、先制画像を出したのはフランソワーズサイド。しかし、違う作品のキャラというネタで肩透かし。 
その直後にナイトライターのフランソワーズ画像が張られ、改めて土俵入り。 
何故か支援の出ない彩陣営。対するフランソワーズ陣営からは、いち雀鬼ファン氏が自作CGを投下。 
相手方の実弾が出てこないこともあり、かなりの効果あったようだ。 
これによりムード的にはフランソワーズ側なのだが、投票は彩に傾いていた。この辺りが知名度の差なのだろうか。 

開始30分を過ぎると、徐々にエンジンが温まってきた彩サイドからCGの投下。 
1枚出たと思ったら、ものすごい勢いでCGを投下する彩陣営。最初の30分は何をやっていたのかと 
小1時間問い詰めたくなるくらいに。 
この展開だと弾薬の少ないフランソワーズが不利なはずだが、逆に1枚1枚のCGの効果が強まり、 
彩のCG弾幕の中でフランソワーズに投票する人も少なくない。 
ナイト雀鬼キャラおなじみの雀鬼組応援団氏のギャグSSもあり、数は少ないも充実した支援で確実に票を集めている。 
流石に彩への投票にはかなわなかったものの、最初の3時間で59対100。まだ大きな差はついていなかった。 

3時を過ぎるとフランソワーズ陣営は寝てしまったのか、彩陣営が支配。 
時間帯が時間帯だけに、B88(´Д`;)ハァハァ、中出しマンセー、といった発言が妙に多い。 
さらに「あなたの赤ちゃんなら・・・」発言について等、ひたすらH系の萌えをアピール。 
対してフランソワーズ陣営からは、R55-654から始まったgG6MmAQN氏によるいきあたりばったりSSが投下。 
展開は決めてないという本人の弁と共に続くこの作品。結局R56-52までの8時間で全36話が書かれた。 
このロングランには職人にご苦労様と言いたい。 
しかし、朝になると彩サイドからもSSが続々と投入され、投票はやや彩より。 
さらにR55-700で例の赤ちゃん発言のwavが投下。聴覚に訴える攻撃が強いのはこれまでの試合で証明済み。 
12時の中間集計で70対156と差が広がっていた。 

午後になり、徐々にCGからSSよりにシフトしていく彩陣営。 
R55-845では長谷部彩版吉牛ガイドラインの投下。ほんのりギャグと切なさの混在する作品で、浮動票の獲得に成功。 
いきあたりばったりSSもだんだんと佳境に入っていき、固定ファンが続編の希望を願うほど。 
19時からは両者ともにCGが出尽くしたのか、ひたすらSSの投下が続く。 
そのままもつれこんだラスト1時間。フランソワーズ側が追い上げるも、彩のリードはそれ以上に大きい。 
結局、273対152で彩が121票差で勝利を収めた。 



<一回戦・Fブロック第六試合     フランソワーズ vs  △ 長谷部彩  分析>

またしても「善戦」で終ってしまったナイト雀鬼陣営。 
出る試合の相手が悉くメインキャラというのは、運が悪いとしか言いようがない。 
CGが少ないのは仕方がないが、SS支援の量的には彩と同じくらい、いやそれ以上に出ていた。 
それが投票に結びつかなかったのは、やはり作品のマイナーさが影響している。 
「ナイト雀鬼を知らないから彩に1票」という票が多いのもやはり痛い。 
当時5インチFDで発売され、やりたくても入手する手立てが無いのは残念。 
しかし、このトーナメントを始めてから、ナイト雀鬼の再販希望発言がどんどん増えていっている。 
試合には負けたが、雀鬼ファンの獲得という視点から見たら好結果を生んでいると考えてもいいのではないだろうか。 

勝利した長谷部彩。グラフを見ればわかるように、安定して票を獲得している。 
しかし、前半にCG、後半にSS、と偏り気味だった彩陣営。 
CGやSSを固めて出すのが効果的かと言われたら、それは違うだろうと答えたい。 
この試合に限って言えば、前半に飛ばしすぎた彩陣営が後半に貼るCGを残していなかった。 
これからの試合、CGの貼るタイミング如何で勝敗が変わる試合が続くと思われる。 
そのためにも、「今はCGが出てるから、これは夜に出そう。」というように時機を見て投下をするの勧めたい。 
また、22時過ぎに来る一見さんのためにも、せめて既出画像へのリンクを貼ると投票の増加が望めるだろう。 

さて、2回戦の相手は同じくこみパの御影すばる。 
最大100票はあったであろう差を見事に逆転したツワモノだ。 
元気系黒髪ロングとおっとり系黒髪ロング。同じ作品の人気キャラ同士。個人的にかなり楽しみな1戦だ。 
こみパ派の人はどちらに投票するかで今から頭が痛いだろう。 
どちらが勝ってもこみパ陣営が準決勝進出なのだから、正々堂々とした勝負が見たいものである。 

この試合を見ていない人は、最後の1時間の出来事が気になることだろう。角度とか。 
あなたの頭の中で最初に思い浮かんだ事が答え、とだけ書いておきたい。 

gnuplot氏作成グラフ


フランソワーズ152−彩273で彩の勝利!!