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御影すばる vs 長谷部彩
勝手に改説氏による観戦記
<二回戦・Fブロック第3試合  △▲ 御影すばる vs △  長谷部彩  観戦記>


 外見は属性かぶりまくり、性格も正反対のはずなのに何故か似てる。こうも微妙な属性 
を持つ二人が同じゲームに存在し、ここで出会うのも何かの運命か。 
 一方は、ひょっとしたら来栖川綾香をも上回る天才かも知れない御影すばる。いやね、 
だって綾香は車投げられないでしょ(笑)。 
 もう一方は、現役女子高生の分際で千鶴より年上に思えてしまう長谷部彩。と言うか、 
何故10代にして未亡人系の魅力を身につけますかあなたは(笑)。 
 こみパにおける光と影の少女。決して一致しない部分は確かにあるが、片方が欠けると 
もう一方の存在も薄れそう。そんな感じのこの二名、果たしてどんな試合になる事か。 

 ちゃん様vsパンダの代理戦争とリング穴Joeに言われつつ、R100-492での入場シーンは 
両者同時。試合開始直後は投票主体で、開始7分前のすばる入場前画像ぐらいしか支援が 
無かったりして。実は両方好き、というコメントが結構多いのは興味深い所。 
 重いサーバに苦しむ者が多数出る中、開始14分のR100-563から物資投下がスタートする。 
 この時点ではすばる陣営が非エロの画像と「ぱぎゅ〜」MP3でイニシアチブを奪うが、 
40分経過した所で彩陣営も本格始動、早速えっち系が入る点はPC版を持つ強みか。しかし 
会場はマターリペース、雑談やら声優ネタやらでのんびり進む。 
 そんな中飛び出した爆弾絵がキン肉マンネタのR100-677、長谷部彩の類似品が勢揃いで 
ネタ好きを一気に引きずり込む。ネタでありながら萌え要素が強かったのもポイントで、 
新たなる彩パクリキャラの情報や2世ネタも飛び出す等のプチお祭りとなった。 
 それと並行して巫女大好きっ娘氏も彩画像を精力的に投下して場を彩ペースに持ち込む 
も、すばるに対する萌え人は簡単には屈せず、支援は途切れたが投票は続く。 

 何故か文章系支援がさっぱりだったこの試合も、R100-709で彩の連作……リクエストを 
受けて展開が変わっていくリアルタイム形式……が開始。 
 そしてここから、立て続けにSSが投下されまくり、代わりに画像系は減る。同種の支援 
が同時期に固まる傾向があるのは何故だろう。それはそうと、そのSSはほとんどが彩支援、 
しかも微妙にえっちぃのが多い。スレの中に「夜も更けてまいりました」というコメント 
があったりするのが何とも。 
 しかし限度は踏み越えず、朝になったらエロ系はほとんど撤収してその後の話題は水着 
止まり。この辺は流石にこみパプレイヤー、ゲーム中で羽目外して南さんに叩き出された 
経験は伊達ではないか? 
 夜が明けるとスレはマターリマターリ。そんな中で885からすばる支援SSが、912から彩 
SSが投下。画像の方はさすがにすばる陣営の弾薬が切れたか、彩が主体。職場では開くな 
という警告付き音声データ(笑)も彩サイド。 

 ゆっくり進みながらも午後一時半にスレ移動してR101。埋め立ては高速だったが試合に 
戻ると再びのんびり。ネタ系のスバル支援画像、彩支援の吉野屋SS、53での彩投票に対す 
る57のお約束画像(彼女は長谷部です、長谷川ぢゃないんです)などが出つつ試合が進み、 
夕暮れ時のR101-93にてR100-709から続いていた彩SSが復活したあたりからまた支援活動 
が活発化する。ちなみにこの彩SS、最後にはARMSに走ったりした。 
 プロジェクトX風味すばるシナリオ紹介が行われ、彩スレ的に禁忌とされていたリンク 
も投下され、支援物資は画像あり音声あり共演物ありエロあり、熱気があるのかマターリ 
なのか微妙なバランスの上で時が流れる。 
 結局、収支和やかに進んだ試合はR101-288で終了、195vs115で彩が制した。 


<二回戦・Fブロック第3試合  △▲ 御影すばる vs △  長谷部彩  分析>

 この試合、荒れる事もなく、規模も大きすぎず小さすぎず。お笑い系もえち系も適度に 
振りまかれて、なかなかの好勝負だったと思う。 
 よく見ると直球シリアス系がほとんど無いのだが、こみパというゲームの特性上、そう 
なるのは仕方ない所か。そういう方面も開拓せねば今後は厳しいだろうなと思うのは事実 
だが、涙ばかりが萌えでは無いし。 

 ところで、ここで断言させてもらうが、御影すばるは不幸だ。 
 キャラの魅力は非常に高水準、シナリオもやり過ぎとの声はあるがこみパの集大成風味 
なのは間違いない。つまり彼女は最終兵器クラスの可能性を秘めてるのだが……文字通り 
致命的なバグがある故に、「すばるは好きだがゲームはお勧めしない」というコメントが 
すばる萌えからも聞かれる始末。これでは知名度拡大も容易ではない。 
 しかも唯一のプラットホームであるDCが生産中止、踏んだり蹴ったりである。 
 顔と名前と口癖は有名だが、はて、すばるについてそれ以上の事を知っている人がどれ 
だけいる事やら。 
 職人の支援も正直言って少な目だったこの試合、キャラ性能を主体にしてここまで善戦 
したのはさすがと言うしか無いが、やはりそれだけでは葉鍵板内の強者キャラである彩に 
及ばなかった。もし彼女がPCその他に出てもっと多くの人に知られていたら……いや、 
言うまい。 
 いずれにしろ、このままDCと共に消えるのはあまりにも惜しいキャラである。奇跡の 
起きる可能性は栞よりも低い気がするが、どうか生き延びて欲しいものだ。 
 つーか、ここ読んでるリーフ関係者がいたらマジで何とかして下さい。 

 長谷部彩は、試合のあちこちで芹香や美凪といった類似傾向のキャラをパクリつつ(笑) 
何だかんだで安定した試合運びを見せた。 
 妄想スレを持つ強みか、SS職人は量も質も十分。そしてスレ住人に自制心が働き、試合 
の中で妄想爆発に至らなかったのはポイントが高い。えちシーンは多かったがライト系が 
主で、退くような状況はほとんど無し。ネタ系も万人が笑える水準で抑えられ、諸刃の剣 
レベルの武器は使われなかった。 
 結果として一般投票者を敵に回す事無く、彩という少女の魅力を表現できたと思う。 

 とは言え次の試合で相手になるのは、東鳩のマルチである。地力の差はかなり大きい。 
 今度ばかりは諸刃の剣を抜かざるを得まい。 
 とは言え今回の試合を見ると、彩陣営には萌えの中にも冷静な視点を失わない者が多い 
ようなので、そうそう自滅はしないだろう。 
 他のキャラとは少し毛色の異なる支援部隊を持つ彩、今度はどのような萌えを披露して 
くれるだろうか。意外に芸風が広そうなので期待しつつ見守りたい。 

 ……え? R100-719〜720は紹介しないのかって? 
 あれはその後の反応レスも一緒に、ログを直接読んで判断して頂くって事で(笑)。 

gnuplot氏作成グラフ


すばる115−彩195で彩の勝利!!