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水瀬秋子 vs 月宮あゆ
解雪者なのだよ氏による観戦記
<Fブロック準決勝第1試合   注◎ 水瀬秋子 vs  ○△ 月宮あゆ  観戦記>

こんな潰し合いを誰が望んだだろうか。 
水瀬秋子 VS 月宮あゆ。両キャラともにKanonからの参戦である。 
あゆを娘のように可愛がる秋子。秋子を自分の母親のように慕うあゆ。 
この擬似親子対決、せっかくなので本人たちに解説してもらうことにする。 

あゆ「うぐぅ……ボク、秋子さんとは戦いたくなかったなぁ」 
秋子「こればかりはどうしようもなかったのよ。じゃあ、解説を始めますね」 
あゆ「んっと、なんと今回の投票一番乗りはあゆジンジャーさん。幸先がいいよ〜」 
秋子「開始早々から双方、ものすごい勢いで得票していきますね。まあ、わたしが28歳だなんて」 
あゆ「ボクにも秋子さんにも強力な支援がどんどん投下されていくね。『フレッシュアイ』の誕生日検索でヒットする 
    カテゴリ数が同じなんていう意外な事実も発覚っ」 
秋子「開始1時間でのレスが260個なんて。激戦の始まりはやっぱり激しいのね」 

あゆ「夜中には、Round123-614でとんでもない支援が飛び出したり、連載SSが一気に2つも3つも始まったりしてるね」 
秋子「ひとつのネタでかなり引っ張っていけているのも今回の特徴です。わたしの女体盛りなんておいしくありませんよ?」 
あゆ「声優さんで判断する人も多いね。うぐぅ、ボクの声は秋子さんのと違ってあんまり受けがよくないみたい……」 
秋子「マルチちゃんとあゆちゃんの同声優対決が見たいという方々もいますね。新スレッドに以降後はそれなりにまったり 
    していますが、支援の勢いは止まりません」 
あゆ「ホントにどれをピックアップしていいのか分からないくらいの混戦模様だよ。みんな、まだお昼なのに……」 
秋子「はね〜〜さん、つきのひとさん、白い妖精さん、皆村春樹さん、通りすがりのスケブ魔さんと、頑張っている支援者の方 
    はあゆちゃん陣営が多いようね。ふふ、少し妬けてしまいます」 
あゆ「うぐぅ、でも秋子さんに投票する人のコメントには、なんて言うか異様な気合を感じ……なんでもないです……」 

秋子「さて、気を取り直したところで。Round124から125へ移行するときに1003まで書き込みが入るという小さな奇跡を達成 
   した今回の試合、終了まで2時間近いところでますますヒートアップしてきます」 
あゆ「途切れ途切れにだけど、支援も大量投入されて大盛り上がり! すごい勢いでスレッドが消費されていくよっ」 
秋子「わたしのジャム、いったいどう思われてるのか分かりませんけど……もしかしてすごく悪いイメージ持たれてるんじゃない 
   かしら。支援を見ているとそんな気がするのですが」 
あゆ「審議を気にしだす人もいるけど、そんなことは蚊帳の外! ついでにジャムも気にしない!」 
秋子「……」 
あゆ「Round125-281,291,297,316さんたちがジャムに挑戦してるね(棒読み)」 
秋子「嬉しいわ、いっぱい食べてくれる人がいて(にっこり)」 
あゆ「それにしても、投票が多いのは嬉しいんだけど……終了間際の投票は1行とかが多いよ……」 
秋子「困ったわねぇ。そういうのは了承しない主義なのに」 

あゆ「さてさて! さらに時を超えた投票という奇跡が起きて、めでたくボクたちの試合は終了しましたっ」 
秋子「でもやっぱり、多重投票関係でいろいろあったのよね……」 
あゆ「うん……試合後に多重云々で難癖を付け合うような醜い真似はやめてほしいな。ボクからのお願いだよっ」 
秋子「その通りです。そういえば、まだ結果を言ってないわね。結局審議らしい審議はなしで、わたしが716票、あゆちゃん 
    649票です」 
あゆ「あはは、負けちゃった。残念だけど、ボクに萌えてくれている人たちがあんなにいるって分かっただけで大満足だよ」 
秋子「わたしもまさかブロック決勝に進めるなんて思っていませんでしたから……みなさん、そしてあゆちゃん、 
    ありがとうございました」 
あゆ「うん! 次も頑張ってね!」 


<Fブロック準決勝第1試合   注◎ 水瀬秋子 vs  ○△ 月宮あゆ  分析>

二人は解説不慣れな分、短いYO!とかいろいろ問題もあるだろうが黙認していただくとして、分析。 

支援はこれ以上ないくらいに熱い名勝負であった。 
投票者のコメントには滾る萌えの感じられるものが多かったし、何よりも張り付き支援者の数。 
彼女たちはまさにKanonのなかでも一、二を争う人気キャラであると言っていいだろう。 
その二人が一騎打ちとあって、会場がお祭りムードだったのも無理はない。 
だが、それに便乗した――あえて言わせてもらう――多重騒ぎ。 
正直言って、後味の良くない試合であった。 

残念ながらここで敗退したあゆ。 
しかし支援職人の数は記録的なものだっただろう。 
試合に負けて支援で勝った、という言葉が相応しい、名勝負を繰り広げていたと思う。 
彼女の「可愛さ」をアピールする投票者が多かったのも興味深いところだ。 
奇跡を呼ぶ天使人形は効果を発揮しなかったようだが、よく考えると結局お願いを叶えるのは祐一なので、 
祐一が最燃えで優勝していたら――とか、意味のないことを思ってみたりする。 
あゆ「みんな、ありがとうっ!」 

Kanonのジンクス、「サブがメインを食う」を地で行って勝利した秋子。 
支援の差をものともしない、熱い固定層がいたのだろう。 
やれ人妻萌え、やれ母親萌え、やれ謎ジャム萌え……気合の入ったコメントが多かった。 
愛娘名雪も勝ち残っているので、親子丼実現に向けて票を投じた人もそれなりにいたことだろう。 
そして気になる次の対戦相手は、こみっくパーティーより長谷部彩。マルチを下してきた強敵である。 
あまり属性の被らない試合だけに、今度は浮動票の取り込みを念頭に置いておかないと勝利は難しいだろう。 
秋子「みなさん、無理とルール違反はいけませんよ?」 


残り少なくなったKEY勢の健闘を、切に期待する。 

gnuplot氏作成グラフ


秋子716−あゆ649で秋子の勝利!!