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コリン VS 美坂栞
χ説者だよもん氏による観戦記
<一回戦・Gブロック第八試合   コリン VS  ○△ 美坂栞  観戦記>

Gブロック1回戦最終戦はちょっぴし因縁めいた対決。 
高橋&水無月が生んだ最後のヒロイン、ナイトライターからマイペース天使コリン。 
果たして栞を連れて行くことが出来るか。 
対するは葉鍵きっての病弱ヒロイン、Kanonからシスコンストール娘美坂栞。 
天使の誘惑に耐えて生き残ることが出来るか。 
数多の「それ違うやん」な画像が飛び交う中、試合は始まった。 

例によって例の如くニュータイプな名雪車氏が攻撃を避けつつ序盤戦。 
画像が飛び交う中、SSで先手を打ってきたのは恒例、雀鬼組応援団氏。さらに「NW漫才劇場」で追い打ちをかける。 
支援画像でも決して栞に引けを取らぬ数が出される。コリンたん普及委員会氏のネタ画像も出てくる。 
しかし、やはりゲームのテキスト量の差は埋めがたく、栞優勢で試合は展開してゆく。 
コリン側が同人誌やタイムリーな田代まさしネタ(丁度覚醒剤で再逮捕された)を打ち込んで票を集めるも、 
あまとう氏やno氏の自作CGなどに阻まれて、流れを持って行くには至らない。 
「コリンのアルバイト」などのSSは出るものの、弾薬尽きたか画像は時間と共に栞側が多くなってくる。 
結局早朝中間発表時点で84-185、100票以上差をつけて栞が圧倒的リードを奪う。 

細々と画像を打ち出し、連作SSで頑張るコリン勢。だが、圧倒的物量差はいかんともひっくり返せない。 
逆に神隠しです氏のSSや三杉くんのオフサイドトラップ、さらにテーマ曲のmidiなどで追い打ちをかけられる。 
結果、夕方の最終中間報告では109-270とさらに差を広げられた形となり、終盤戦に突入する。 
再録の形でコリンのブルマAAが貼られ、それに対して「どう見てもみなもとしずか」とツッコミが入ると、 
むしろそれを逆用してドラえもんのコラージュで攻めてくるコリン勢。さらに名無子氏のSSで追い込みをかける。 
○湯氏やごぶりん@へたれ絵描氏の自作CGで追い込む栞側。 
「遅すぎでしかないですが」SSを終了20分前に打ち込むコリン側。 
両陣営の全兵力を撃ち合う、全力を尽くした萌え合いが展開される。 
終了13分前にスレ以降するも大した混乱もなく、無事終了。 
166-354。さらに差を広げて、美坂栞がコリンを下し、Gブロック最後の2回戦進出となった。 


<一回戦・Gブロック第八試合   コリン VS  ○△ 美坂栞  分析>

試合を振り返ると、両陣営共に見ていて小気味よい展開であったように思える。 
大メジャーなKanonの、攻略対象である美坂栞。 
それに対し、高橋&水無月の手によるとはいえ、あくまでミニゲームのヒロインにすぎないコリン。 
それが、票差が付いたとはいえ、展開的には互角の試合を繰り広げた。 
圧倒的な画像量で押す栞勢。少ないデータをSSや自作CGで補うコリン勢。 
双方、試合結果以上に得るものがあったのではないだろうか。 

残念ながら破れたコリン。やはり固定のファンが多いと思われる栞に勝つことは出来なかった。 
しかしながら、ネタなどを駆使して浮動票を奪うことには成功したように思えるし、 
何よりNIGHT WRITERに対する関心を集めたことは、勝敗以上に価値があるのではないだろうか。 
もとよりこのトーナメント、「マイナーキャラにスポットを当てる」効果が大きいとされている。 
その観点で言うならば、コリンはトーナメントで大活躍した、と言っても過言ではあるまい。 
コリンはここで舞台を降りるが、コリン勢からの、2回戦に勝ち残ったユンナとルミラへの支援にも期待したいところだ。 

一方、危なげない横綱相撲で勝ち上がった美坂栞。ヒロインの面目躍如といったところであろう。 
自作という点ではコリンに一歩譲るも、それでも職人諸氏の支援も得ての勝ちであった。 
しかしながら、やはり支援物資の消耗はかなり大きいと思われる。 
今回コリン側に支援した人たちの支持を得られるかどうかが2回戦突破の鍵となるだろうか。 
2回戦の相手は、同じく1回戦を横綱相撲で勝ち残った上月澪。 
key然り、スケブ然り、髪型然り、保護欲然り、胸然り。 
共通点の多い相手との戦い。ひたすら熱戦を期待しているのは自分だけではないだろう。 
投票先に皆が悩むような好ゲームに期待したい。

gnuplot氏作成グラフ


コリン166−栞354で栞の勝利!!