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長岡志保 vs 芳賀玲子
名無しさんだよもん氏(at 感想スレ17-344)による観戦記
<二回戦・Gブロック第2試合  △△ 長岡志保 vs ▲▲ 芳賀玲子 観戦記>

 悪く言えば日陰者同士の対決である。しかし本トーナメントは知名度を上げて表舞台に 
踊り出るチャンスを与えてくれる。如何に関心の薄い層に萌えさせることができるかも大 
事ではあるが、勝ち進めばさらに目立つ機会が増えることになる。ブロック決勝進出も狙 
える位置にも居るので、両陣営にとって大きな一番であろう。 

 恒例のリング穴氏のコールを終えて試合開始。出だしは入場SSがしっかり決まった志 
保がリードを取る。固定票の厚さを見ると、流石は一時代を築いた東鳩だと感心させられ 
る。若干入場が遅れた玲子ではあるが、こちらも根強いファンが多くそう簡単には引き離 
されない。両陣営膠着のまま試合が続くかと思われたが、開始8分にして六@氏による長 
岡志保支援Flash「プ■ジ工クトШ」が投下された。超先生ネタの支援ではあるがこれが 
非常に良い出来である。直後から反響が激しく、これにより志保陣営は一気にトーナメン 
トの雰囲気を自陣営に引き込むことに成功する。こういうような意表をつくような支援を 
堪能できるのも、このトーナメントのメリットであろう。 

 旦那さん氏のエロSSや逐次に画像を投下するなどして反撃に出る玲子陣営ではあるが 
如何せん流れを失い、最初の1時間で票差をつけられてしまう。これ以降の時間は均衡し 
て票が入っていったので、この時間の票差がそのまま勝敗につながってしまった。超先生 
恐るべしである。 

 さて新レスに移ると状況も落ち着き戦いは再び均衡を取り戻す。双方陣営よりSSや画 
像が提供され、投票者同士の会話に盛り上がりをつける。06:00の時点で82対56と志保が 
リード。その後もプレイ時を思い出しながらの投票が続き、スレはマッタリする。そんな 
中頑張ったのは玲子陣営で複数の職人がSSを、また画像もこまめに投下するなどして、 
日中は支援の勢いで志保陣営を押し込み票の獲得に貢献、18:00の時点で118対103と15票 
差まで詰め寄った。 

 終盤は激しいSSの打ち合い。票差を詰め逆転にかける玲子陣営が軽めの萌えSSで畳 
みかけると、志保陣営からは12レスにも渡る大作SS等で牽制をかけ、スレは渾沌とし 
た状況となる。ここで度肝を抜くような強力な支援が出れば逆転もありえたが、お互いと 
もSSを出し合って決定打の無いまま試合は終了する。集計結果は173対155で志保の逃げ 
切り勝ち。玲子はあと一歩が及ばなかった。 


<二回戦・Gブロック第2試合  △△ 長岡志保 vs ▲▲ 芳賀玲子 分析>

 3回戦進出を決めた志保ではあるが、その原動力となったのはやはり六@氏のネタ支援 
であろう。かつては忌み嫌われていた生みの親の超先生ではあったが、このような形で娘 
の勝利に貢献するとは誰が思っただろうか。もちろんこれだけでは勝てた保証は無く、無 
数の名無しによる画像投下や職人達によるSS支援が良い具合に勢いを繋いで勝利に貢献 
したといえる。SSの中身としては、本人シナリオをベースにした普段の悪女ぶりとのギ 
ャップを萌えの題材にしていることが多く、からかうだけの日常をテーマにした作品は少 
なかったようである。また友情を大切にする性格も取り上げられ、陣営としては志保の魅 
力も引き出すことが出来て成果のある対戦になったのではないだろうか。 

 所属が東鳩であることも追い風になった。数ヶ月前は衰退著しいと見なされ痕に遅れを 
取るだろうとも予想されていた東鳩ではあったが、葵対マルチ戦以降の勢いは凄まじいも 
のがある。作品内ではメインヒロインのあかりに絡んで活躍している志保にとっては、今 
や葉陣営の中心的勢力となった出身作品のバックアップは好材料だ。 

 さて3回戦の相手はまじアンの江藤結花。彼女は出身作品こそ弱小とはいえ幼馴染・勝 
気な性格・貧乳と特徴のある萌えポイントが揃っていて、なかなか侮れない相手である。 
ブロック決勝に勝ち上がる為には、今試合のような支援や他には無い志保独自の萌えポイ 
ントを開拓するなどといった作戦が必要であろうが、ここは敢えて超先生が鍵と言ってお 
こう。当初は関係しているだけでマイナス要素だった超先生であるが、今やトーナメント 
のアイドルに変貌。次の試合はどのように化けているか予測もつかない。今度はどのよう 
に援護射撃をしてくれるのか、本当に楽しみな存在である。 



347 名前:名無しさんだよもん 投稿日:02/02/01 04:06 ID:t68PgpOU
 一方玲子陣営の敗因であるが、インパクトが弱かったようである。支援も互角以上に飛 
び出していたし、多少の固定票もあったが、どういうキャラなのかという浮動層への認知 
付けが上手くいっていなかった。陣営の作戦として他のキャラにはあまり無いエロさをア 
ピールしていたが、エロに対する関心が低い葉鍵板ではおおまかな浸透こそすれ、投票者 
の心まで惹きつけるにはいたらなかった。エロに絡めやすいキャラは大抵ロリか巨乳のど 
ちらかという気がする。このどちらにも属さない玲子にとって、エロに訴えることは若干 
無理があったかもしれない。しかし他に何か売りあるかといえばそうでもないので、ここ 
ら辺の事情は陣営にとってのジレンマだったかもしれない。 

 結果的に超先生の分身とも言われる志保にインパクトで負けたわけだが、それでも、参 
加した2つの対戦で彼女の魅力、コスプレとエロ(青姦)、は多少なりとも広まったであろ 
う。まだ日陰者から卒業できないかもしれないが、熱い玲子ファンの応援によって確実に 
日の当たる場所へ一歩踏み込んだはずである。この先も是非キャラスレの皆さん方は支え 
続けて、いつの日か彼女を表舞台に立たせて欲しいものだ。

gnuplot氏作成グラフ


志保173−玲子155で志保の勝利!!