実「さぁやってまいりましたトーナメントHブロック第二試合、バーリトゥードの２３時間一本勝負。 
　　実況は私実況者だよもん、解説は快説者だよもん氏でお送りいたします。」 
快「よろしくお願いします。」 
実「それではこの試合のカードですが、砧夕霧と名倉友里となっております。砧夕霧は額丸出しの三つ編みとメガネが 
　　印象的なキャラです。」 
快「そのいくらなんでも広すぎだろという額がキーポイントですね。この試合に出る前から「凸」「凸」と言われ続けてるあたり、 
　　知名度はかなり高そうです。ネタ系の好きな葉鍵板住人の支持は大きいでしょう。」 
実「一方の名倉友里ですが、MOON.のヒロインの一人で名倉由依の姉。そのクールな視線とロングヘアーはKanonの 
　　美坂香里を彷彿とさせます。」 
快「意見の分かれるダークなシナリオがどう出るかですね。また、久々のMOON.キャラということもあって、陣営の 
　　ブランクも心配です。」 
実「快説者さんの見解はどうですか？」 
快「実力的にはほぼ同等だと思いますが、凸へのネタ支援が予想される分だけ、凸が若干有利かと思われます。」 
実「なるほど。さぁ、リング穴氏の登場。まもなく試合開始です！」 

実「まずは名雪車氏の登場です！おぉーっと、かわした！かわしたっ！！名雪車防衛隊に隠れて見事にハンターから 
　　逃げ延びました！！」 
快「R66-866、名雪車防衛隊氏の見事なファインプレーですね。これはなかなかできませんよ。」 
実「さぁ、好例のセレモニーも終って試合開始ですが･･･早くも凸コール！投票する人は皆<<凸>>と書いております！！」 
快「友里も負けていませんよ。入場コールの内容も含め、萌えポイントが書かれた投票が多いのが凸と違う点です。」 
実「確かに凸投票者には勢いで投票している人が多いみたいですね。」 
快「しかしながら、このトーナメントでは最初の勢いが重視されるので、この展開は凸に有利でしょう。」 
実「さぁ、両者睨み合いから、最初の画像支援はR66-942の凸サイド。しかしこれはグラディウスのボスキャラだー！！ 
　　早くもネタで攻めるつもりなのか凸陣営！！」 
快「いや、凸らしいうまい攻撃ですよ。ただ、これでは投票には繋がらないでしょうね。」 
実「さぁ、スレが変わって友里側がじっくりとCGを投下。凸側もオフィシャル画像で仕切り直します。 
　　と思いきや、あくまでネタで攻めるのか凸陣営！R67-69では定番の凸文字ネタ炸裂！！ 
　　さらにR67-115ではチェき氏の凸AAが。どこまでも追加可能なAAが大好評です！！」 
快「このAAは凄いですね。ネタとはいえ、凸支援の全体のレベルはかなり高いですよ。」 
実「一方の友里ですが、支援がほとんど出ませんね。」 
快「R67-140など数点確認しているんですが、どうしても凸の方がインパクト強いので流されてしまっているようです。 
　　それでも、ちゃんとそれを見て投票している人もいるのでボディーブローのように効いているのは確かですよ。」 
実「おおっと友里陣営、R67-167で全員集合SS、173で友里の立ち絵６枚とここで反撃に出ます！ 
　　・・・が！直後の凸画像は何だー！！」 
快「これは攻撃力高いですね。いや、高すぎますよ。これ。(w でも、これを見て投票に踏みきる人はいないでしょう。」 
実「もはや笑いを取ることしか考えてないのか凸陣営！」 

実「時計は２時を回り、徐々に凸陣営がおとなしくなってきました。逆に友里陣営はSSにオフィシャルCGにと 
　　徐々に活気付いております。」 
快「R67-224のキャラ解説で気を引くのは上手いやり方ですね。まだ決めかねてる人もだんだん名倉友里という 
　　キャラが見えてきたんではないでしょうか。」 
実「ここで凸萌え氏がCG投下！∠´×｀)ﾕｽﾞﾊﾆｬｰﾝを使った巧みな攻めを見せます。さらにR67-235では 
　　ゲーム内画像改造CGで再び笑いをとりに！！」 
快「製作者の意図したものかはわかりませんが、このあたりの作品は笑いだけでなく萌えも引き出していましたね。 
　　お笑い一辺倒ではない所を垣間見せました。それがいい傾向なのかは別の話ですが。」 
実「ネタならネタで行けということですか？」 
快「そうは言いませんが、中途半端な萌えは逆に凸の魅力を下げると思うんですよ。凸が凸であるためには、 
　　やはりネタが一番似合うと思うんです。もちろん、萌えが全く無かったらお話になりませんが。」 
実「……深いですね。」 
快「本当にそうなのかはわかりませんけどね。(w」 
実「さて、試合のほうですが、友里側がR67-271のエロSS、294のハッピーエンドSSとSSで攻めています。」 
快「正統派の攻めですね。相手と全くタイプが違う支援なだけにどうなるでしょうか。」 
実「おっと、ここで中間集計が届きました。72対47、凸が25票リード！！」 
快「さすがはネタが好きな葉鍵板住人といったところですか。(w」 

実「朝から昼にかけてですが・・・皆だれてきているようです。」 
快「平日はいつもこんな感じですよ。」 
実「そんな中、『もし友里さんが、帰ってこられたらと仮定してみる』SSの続編、『■エロＥＬＰＯＤ編■』というエロSSと 
　　友里のSSが次々に投下されております。 
　　あーっと、そこに以前の石原麗子戦で素晴らしい働きを見せた元254氏の降臨！R67-390で今回もゲーム内CGを 
　　利用した作品で攻めます！」 
快「『お前の感じている感情は・・・』、『頼むから俺に頼むな』といった誰彼節がいい感じですね。」 

実「さぁ、最終中間発表です・・・104対86！！その差は18票まで迫ってまいりました！ 
　　おおっと、R66-445で竹紫＜　｀∀´＞が凸支援の為に乱入してきた！しかし、チェき氏が 
　　ソーラレイAAで消滅させたー！！」 
快「生みの親を消しましたね。気持ちはわからなくもないですが。」 
実「リング上は友里SSと凸AAで埋め尽くされています！！どちらが新しい攻撃をしかけるでしょうか！？」 
快「友里サイド、SSだけではちょっと厳しいですね・・・」 
実「先に動いたのはやはり凸！！R97-504定番の額に『肉』ネタの投下だー！！」 
快「誰もが通る道ですよね・・・きっと。」 
実「何かあったんですか？」 
快「中学校時代にね・・・いや、どうでもいいんですけど。」 
実「そんな話をしている間に22:00を迎えました！！ここにきて友里票が増加しております！」 
快「前半は凸の支援に単純にﾜﾗﾀ人が多かったようですが、この時間は友里支援の中に魅力を見出した人が多い 
　　ようですね。20レス分も書いた『もし友里さんが、帰ってこられたらと仮定してみる』SSの作者さんの苦労も 
　　報われるでしょう。」 
実「さぁ残り30分、ここでR67-561で投下された画像は凸カーテン！！これは怖い！！」 
快「おや、もう消えてますよ。ここには背景に同化した数十の凸という画像があったんですが・・・ﾏｼﾞｺﾜ」 
実「気を取り直して・・・と思ったら最後の駆け込み投票が始まっている！！ここは友里への投票が多い！！ 
　　凸は逃げ切れるのかどうなのか！！ここで試合終了ー！！」 
快「いやー、いい試合でしたね。見ごたえがありました。」 
実「さぁ、そろそろ試合結果が出る頃ですが･･･出ました！151対139！！凸が逃げ切りました！！」 
快「12票差ですか･･･接戦でしたね。」 

実「さて、この試合を振り返っていただきたいんですが。」 
快「まずは、両陣営にお疲れ様といいたいですね。敗れた友里陣営も、SSはもの凄い量がありましたし。」 
実「確かに、支援まとめを見る限り、13作品／45レス分もの友里支援SSがあったんですね。」 
快「しかし、友里陣営はSS職人はいてもCGを描く人がほとんどいなかったのが痛いですね。どうしてもSSは 
　　時間が無い人に敬遠されるし、ジワジワと効くかわりにCGのような一瞬のインパクトが弱いという欠点があります。 
　　もちろん、しっかりと読んでもらえればCG以上の効果はあるんですが。 
　　特に後半はCGが無かったために(既出画像へのリンクはあったが)、名倉友里というイメージを作れなかった人が 
　　多かったのではないのでしょうか。敗因があるとすればここでしょう。 
　　逆に凸陣営はゲーム中CGなどの使いまわしが多かったものの、ネタというエッセンスが加えられて新鮮さも 
　　併せ持っていました。ゲーム中に見たことのある画像を使うことで、親近感が湧くというのもあります。」 
実「つまり、オフィシャルに準じた画像がいいということなんでしょうか」 
快「もちろんそれだけでは飽きられる可能性があるので、ほどほどが一番でしょう。自作CGは大きく分けてオフィシャル風、 
　　コスプレ系、エロの３種類に分けられますが、これがバランス良く取れていればいいと思われます。これに漫画 
　　などのネタ系を混ぜる。これ最強。 
　　しかし、凸のようにネタの部分がイメージ的に先行しているキャラは、その部分を突き詰めた方が好結果を得られる 
　　でしょう。自然の流れに逆らわないのが一番です。」 
実「なるほど。そのキャラの持ち味を生かすということが大事ということですね。」 
快「それでも凸のように、ひたすらネタを活かすキャラは珍しいですが。(w」 

実「その凸が勝った勝因は何でしょうか。」 
快「やはり葉鍵板が笑えるネタが好きな人が多いという事でしょうね。強烈な支援を出す人が多いというのもありますが。 
　　しかし、これは他のキャラにはなかなかできない事。そういう点ではこの先勝ち残って欲しいですね。 
　　ただ、この先もネタ一本で勝負するとなると、R67-574のように『相手陣営を納得させない勝ち』になってしまい、 
　　あまり誉められない結果になってしまいます。R67-701にある『真に萌える砧夕霧』という難しい問題をクリアできれば、 
　　誰からも文句の来ない試合になると思うのですが。」 
実「それは・・・どうなんでしょうか。」　 
快「今日の試合を見る限りは厳しそうですね。(w」 
実「では、次に凸の２回戦展望をお願いします。」 
快「２回戦の相手は同じ誰彼の三井寺月代ですが、勢い的には凸の方が上でしょう。今回のような流れになれば 
　　圧勝まで有り得ます。しかし、同じネタを使っても２度目は通用しない可能性があるので、新しい支援を作って 
　　欲しいですね。『真に萌える砧夕霧』か、『凸に生きる砧夕霧』か。陣営がどちらを選択するかが楽しみですね。」 
実「個人的には『真に萌える砧夕霧』が見てみたいところですが･･･」 
快「難しいですね。前半を凸ネタで盛り上げておいて、後半に『真に萌える砧夕霧』の投下というのを期待しますが。」 
実「でも、本当に凸萌え画像ってあるんでしょうか。」 
快「･･････」 
実「今日の試合でも、凸に萌えて投票って人はほんの数人しか見かけなかったし・・・」 
快「･･････」 
実「元が元だとやっぱり・・・その辺はどうなんでしょう？快説者だよもんさん？」 
快「お前が感じている感情は・・・」 
実「ごまかすなー！！」