最萌トーナメント 入場SS集(準決勝)

541 :リング穴Joe :02/03/02 23:40 ID:E7EvOj1y
ベスト4!!!
空前絶後の128名から勝ち上がった4名ッッッ!!
葉鍵最萌トーナメントも残り3試合と相成りましたッッ!!

準決勝第1試合
 倉田佐祐理(Kanon) VS 川名みさき(ONE)

準決勝第2試合
 緒方理奈(WA) VS 柏木千鶴(痕)

以上の2試合の勝者が
決勝戦にて王座を賭けて
闘うことになるのですッ!!


566 :リング穴Joe :02/03/02 23:50 ID:E7EvOj1y
準決勝の第1戦は先輩対決だァァァァァ!
みさきと澪の保護者の深山雪見は一年先輩!
サブヒロインの先輩は世話好き属性、保護者属性!
毎日豪華なお弁当、舞の親友兼保護者役!
地上最強のサブヒロイン!正統派お嬢様 倉田佐祐理!
舞は退学一歩前、芹香は何気にのっぽさん!
メインヒロインの先輩はほっちゃおけない、被保護属性。
健気に強い人だけど、ちょっとお外の世界が怖い方!
ONE最萌!ONEクィーン!黒髪美少女 川名みさき!
芹香に七瀬にはるかと瑞希、名雪に加え神岸あかり!
聖、レミィ、真琴、茜に来栖川綾香!散ったのはこのメンバーッッ!!
どんぶり63杯は軽いッ!ジオンはあと10年戦えるッ!
雪見を倒した真琴、繭を倒した綾香を見事に屠った
”盲目のリベンジャー”川名みさきは七瀬を喰らい、メインを食い尽くした
”萌えグルメ”倉田佐祐理を打ち倒せるか、逆に喰われるか!?

準決勝第1試合
 先輩対決ッ!喰らうが如しッッ!!
  世話好き先輩 倉田佐祐理(Kanon) VS 
  支えたい先輩 川名みさき(ONE)
趣向こらした選手入場が楽しみだ!試合開始まであと10分!!


568 :ああっ神奈さまっ ◆KannaC8o :02/03/02 23:51 ID:oVZVANol
佐祐理入場

祐一「佐祐理さん、いよいよ準決勝だ」
佐祐理「はい、頑張ります」
舞「…応援する」
佐祐理「ありがとう舞、祐一さん  じゃあ手伝ってください」
祐一「おう  …って何を?」
佐祐理「お弁当です」
祐一「はい?」
佐祐理「みさきさんはたくさん食べる方なので、普段の何倍も用意しないと…」
祐一「対戦相手のお弁当!?」
舞「…分かった」
祐一「おいおい舞、分かってんのか?対戦相手のお弁当だぞ」
舞「佐祐理のお弁当は美味しいから…」
祐一「はあ、分かったよ 味付けは無理でも弁当持ちくらいなら」
佐祐理「ありがとうございます」

─数時間後
佐祐理「では行きましょう」
舞「…分かった」
祐一「そうだな…って弁当多過ぎないか?」
佐祐理「これでも少ないくらいです」
祐一「そうか?」

倉田佐祐理、舞と祐一と弁当持参で入場


569 :ああっ神奈さまっ ◆KannaC8o :02/03/02 23:51 ID:oVZVANol
みさき入場

浩平「準決勝だな」
みさき「準決勝だね」
澪『準決勝なの』

雪見「だー、あんた達 何をくつろいでんのよ!」
浩平「だってなー」
みさき「ねー」
澪『なの』

澪『佐祐理さんは優しいの』
浩平「…だな」
みさき「弁当もおいしいし…」

雪見「あなたはこれまで戦って来た選手の代表なのよ、自覚を持ちなさい」
みさき「戦うんじゃないよ、トーナメントを通して皆と語り合うんだよ 結果は二の次」
浩平「そうそう」
雪見「こういう性格だから、ここまで生き残ったのは分かるけど…」

みさき「雪ちゃん2回戦で負けたもんだからカリカリしてるよ」
雪見「なんですってぇ〜」
みさき「きゃー、助けて浩平く〜ん」
ドタドタドタ……

澪『行ったの』
浩平「頑張れよ、みさき先輩」

川名みさき、極悪人(雪見)に尻を叩かれながら入場


571 :◇ひな祭れ!〜佐祐理さん入場自作画像付きSS◇ :02/03/02 23:52 ID:sBh0r80J
祐一「そろそろ時間だな」
リングへ続く通路で、俺たちはその時を待っていた。
佐祐理「あのー…本当にこの格好で出ないとダメですか?」
リングへの通路でモジモジする佐祐理さん。
祐一「おう! なんたって今日はひな祭りだからな」
俺は佐祐理さんに十二単を着させてみた。
舞「…どうして私まで」
隣で口を尖らせる舞。
祐一「おひな様の隣にはお内裏様が必要だろ?」
舞には束帯を着せてみた。ちなみに剣は自前だ。
舞「祐一がやればいい」
祐一「俺が佐祐理さんの横に座ってたらやきもち妬くくせに」
(本当は、あゆ・名雪・真琴・栞に睨まれるからだなんて絶対に言えない)
ぽかっ。
佐祐理「あははーっ、舞、照れてる〜」
ぽかぽかっ。

やがて見えてきたリングの上には…。
佐祐理「ふぇ、ちゃんと飾り壇があるんですね…」
赤い布が敷かれた、5段のひな壇が用意されていた。
舞「…もしかして私と佐祐理があそこに座るの」
祐一「おっ、今日は勘が鋭いな、舞」
舞「そんな恥ずかしいことできない…」
祐一「大丈夫だ。二人ともお似合いのおひな様カップルだからな」
佐祐理「あははーっ、だから照れ臭いんじゃないですかーっ」

だが、やはり二人とも女の子だった。
ひな壇に近付き、その大きさを実感するにつれて興味が出てきたようだ。
佐祐理「はぇ〜、すごくいい出来ですね…。ねえ、舞。ちょっと座ってみようか?」
ぶんぶん! 舞は激しく頷いていた。
佐祐理「それじゃ、頂上まで競争しよう! 用意、ドン!!」
だっ!
祐一「…あの格好でこの俊敏な動き…。舞なら納得もできるが、佐祐理さんのポテンシャルって一体…」

……。
佐祐理「はぁ、はぁ…。やっぱり十二単は重くて動き辛かったです…佐祐理、負けちゃいました」
ひな壇の頂上で息を切らす佐祐理さん。…負けたと言っても、ほんの少しの差だったが。
舞「………」
ちょっとだけ嬉しそうな舞だった。
って…俺は二人の様子に違和感を覚えた。
祐一「イス取りゲームかよっ!」
佐祐理「ふぇ?」
舞「……?」
祐一「…どうして二人とも、向かって右側の同じ厚畳(あつだたみ)に座るんだ」
佐祐理「佐祐理は関東風で…」
舞「私は京風」
……。
お二人とも、仲の宜しいことで。
そんなシーンを写真に収めることにしよう。
祐一「おーい、二人とも! こっちを見てくれ!!」
佐祐理「なんですか、祐一さん?」
舞「……?」
パシャッ!
(倉田佐祐理入場)


191 :リング穴Joe :02/03/04 23:50 ID:7Km3cEym
準決勝第2試合!!
郁々たる美姫たちを打ち倒し
並び立つ葉っぱの美人が二人!!!
片や、ライバルというポジションを極限にまで
生かしきるスーパーアイドル 緒方理奈!!
片や、萌えネタの危険度を極限にまで
生かしきる胸なき会長 柏木千鶴!!
この決勝進出を賭けたセミファイナル、
いや葉っぱのクィーンの座を賭けた
この試合に葉鍵っ子は固唾を呑む!!
まったり兄さんを上に持つ妹と
しっかり妹を下に持つ姉の戦いッ!!
決勝へ進み出るのはどっちだーーーッッ!!

準決勝第2試合
 ヴァーチャル姉妹戦争!
  なんてったってアイドル! 緒方理奈(WA) VS
  貧乳師、すぐそこにない乳 柏木千鶴(痕)
趣向こらした選手入場が楽しみだ!試合開始まであと10分!!


187 :柏木千鶴出陣 :02/03/04 23:48 ID:Z6ob961w
柏木千鶴控え室・・・。セコンドとしてつく妹たちが、今までの萌合と同じ様に準備を終え、いつも通りに千鶴に声をかける。
『頼むぜ,ちづ姉。勝ってくれよな』
『頑張って姉さん。痕を救って』

しかし今回は千鶴の返事だけが違った。
『・・・・っさい。』
『っ?!』
今までに一度さえ聞いたことの無い、千鶴の声に梓たちの動きが止まる。
しかし,そんな事にはかまわずに、千鶴は涙を流しながら一気にまくし立てる

『イヤなの、イヤと言ったらイヤなの。あんな怖いところに行きたくない!、出たくない!』

『私にはできない、エルクゥじゃない!、雨月山の鬼じゃない!!、狩猟者じゃないの!!!
 ただの弱い人間なの…。前世なんて知らない、こんな力も要らない、大好きな人と恋もしたいの・・・。』


そこへ初音が、まるで千鶴が普段妹たちを励ます時のように、母を思い出させる穏やかさで千鶴に話し掛ける


『うん私も怖いよ。ううん、私だけじゃない!
 梓お姉ちゃんも,楓お姉ちゃんもみんな怖がっているの。
 リングの上に上げられて、神々と戦うことの恐怖、圧倒的な物量と闘うこの怖さ、負ける怖さは誰よりも判っている。
 でも大丈夫なの。…へへへ、怖いのに大丈夫だって変だね。でも大丈夫なの。
 怖くないよ。ほら、おじちゃんのお守りを耳に当ててみて?』

『みんなの応援する心が伝わってくるでしょ?梓お姉ちゃんも,楓お姉ちゃん、耕一お兄ちゃん、わたし、そして支援者のみんなの暖かい気持ちが』

耳に当てると、初音の言葉通りに暖かさに包まれる…今では触れることのできない温もりにも
『うん・・・うん・・・。』
千鶴はただ涙を流して、肯くことしか出来なかった。心の中は言葉で溢れているのに表現できない自分が恨めしかった。

「お父さん,お母さん…伯父様…。」

「5分間だけ待って。泣き腫らした顔のままで出ていったら、梓に何を言われるか判らないわ」
そう妹達に話し掛ける千鶴は、涙の跡さえ除けばいつも通りの妹たちが誇りに思う姉だった。


千鶴の登場と共に歓声が巻き起こった
片手を挙げてこれに答え、歓声が静まるのを待つ
まるで彼女自身の,高揚を押さえるようであった

広場が静まると共に、千鶴はみなに訴えかけた。

『隆山の皆さん、ちづらーの皆さん
 長らく待たせてしまったことを申し訳無く思います!
 永き萌合に終わりをつげましょう!』

そして一呼吸置いたのちに、叫んだ!

『最萌トーナメントへ向え!!
 一心不乱の支援を!投票を!!』

この言葉だけを、10年間も待っていたかのように
住人は熱狂し、歓喜の声をあげ、紙ふぶきが舞い上がる

『わが痕,柏木一族は、全力を持ってWAを迎え撃ちましょう!
 全CG,SS,AA,Movieを今より送り出します!


 我らに栄光を "Vive le chene"!!』


これが嚆矢となり "Vive le chene"!!」の大合唱が巨大な熱量となって会場を染め上げた

 我らに栄光を "Vive le chene"!
 我らに栄光を "Vive le chene"! 我らに栄光を "Vive le chene"!


202 :オガリナ230 :02/03/04 23:56 ID:Bvg09MPn
 理奈入場 〜そして、越えるべきもの

 もう、何度も通った道だった。
 会場へ向かう通路。
 射し込む光の向こうに、彼女の舞台が待っている。
 が。
 きゅっ、と理奈は胸元で拳を握り締めた。
 肩が微妙に震えているのが自分でもわかる。
 最萌えトーナメント、準決勝。
 葉の最萌えを決める、といっても過言ではないそのステージを前に、
 理奈は……緊張と不安を、ぬぐえぬままでいた。
 相手は、葉の立役者の一人、一時代を築いたヒロイン、あの、柏木千鶴だ。
 その彼女と、今自分が同じ舞台に立つ。
 そんなことが出来るのだろうか、自分に。
 固く目を閉じる。
 足が……震える。
 カツン……カツン……
 と、足音が近づいてくるのに気づき、理奈は振り返った。
「あ……」
 通路の向こうから歩いてきたのは、その本人……千鶴だった。
 彼女は理奈に気づくと、立ち止まってにっこり微笑んだ。
「こんにちは。今日はよろしくね」
 優しい、暖かな笑み。
「あ、こ、こちらこそよろしくお願いしますっ!」
 理奈は慌てて頭を下げた。
「そんなにかしこまらなくてもいいわよ。今日は、お互い頑張りましょう」
 そう言って、千鶴は会場へと歩いていく。
 その背中を、理奈は呆然と見つめていた。
 理奈には、千鶴がとても大きく見えた。

「あれが……柏木、千鶴さん……」
 と、一瞬止まっていた震えが、全身に襲ってきた。
 思わず身体を押さえてうずくまる。
 凄い……やっぱりあの人は凄い。
 私なんかじゃ、とても……
「立ちなさい!」
 その時、通路に強く、凛とした声が響きわたった。
「立ちなさい! そして、自分の足で歩くのよ」
 千鶴だった。光を背に、理奈をしっかりと見据えて彼女は言った。
「あなたはこんなところでうずくまって、震えていていい子じゃないわ」
 強い、それでいて優しい声。
「あなたは、ステージに立って、輝かなければいけないの。トップアイドルなんだから」
 ゆっくりと立ちあがる理奈。いつの間にか身体の震えは止まっていた。
「千鶴……さん」
「聞こえるでしょ? あの声が」
 千鶴が、光の向こうを指差す。そこから聞こえてくるのは、自分を呼ぶたくさんの人の声。
「もちろん、私は全力を出すわ。まだまだあなたには譲れない」
 その時、理奈の胸で、何かがはじけた。
「越えます……それでも、私は、あなたを越えてみせます!」
「そう。それでいいわ。待ってるから……一足先に、ステージで」
 千鶴は一つうなずくと、きびすを返した。
 光の中に消えていく彼女姿は、さっきの様にもう大きくは見えなかった。
「見てて、冬弥君、由綺……。Eブロックのみんな、それにはるか達、そして兄さん……秋子さんも」
 理奈は駆け出す。今まで背負ってきた全ての想いの為に。

 最萌トーナメント準決勝、緒方理奈、入場!


297 :千鶴さん入場SS :02/03/05 00:16 ID:RClT3oSe
かおり「梓先輩! 脚部ピストン破裂! 」
梓「気合いでなんとかしろ! 」
 目前の強敵を前に梓が必死の攻防を繰り広げるが、その隣で相田響子の機体が地に倒れ伏す
梓「響子さん! 」
柳川「................後は貴様一人だ」
梓「畜生! ここで引けるかよ! 耕一の居場所さえつかめれば..............私の命なんて惜しくない! 」
 捨て身の突貫をかける梓、だが柳川にはそれすらも通用しなかった
 腕を捕まれ信じられないパワーで投げ飛ばされる
柳川「命を粗末にする奴だ......................ならば望み通り死ね! 」
阿部「祐也! 後ろ! 」
柳川「!!!! 」
 突然柳川の機体を衝撃が襲う
梓「ホーミングブーメラン!? 」
 目標を外れたブーメランは主の元へと戻っていく
 そしてその先にいたのは漆黒のモーターヘッド。両手に高らかとホーミングブーメランを構えたその姿は、ここにいるほとんどの者にとって初めてみるものだった
 その黒い機体から三種類の弾が発射される
痕マンセーメンバー「信号弾?.............朱.........草色.........桃」
痕マンセーメンバー「どこのモーターヘッドだ? 」
痕マンセーメンバー長「バカモン! 朱色は星団中探したって鶴来屋以外あるか! 草色は王家! そして桃色は............」
痕マンセーメンバー「「「「「「「「千鶴さんだ!!!! 」」」」」」」

柏木千鶴見参!


306 :千鶴さん入場SSおまけ :02/03/05 00:19 ID:RClT3oSe
初音「千鶴おねーちゃん大丈夫かな? 相手はすごい支援らしいけど...........」
耕一「千鶴さんにとっては相手が自作ゲームだろうとFLASHだろうと関係ない」
初音「おにいちゃん................」
耕一「それが最萌え戦だろうと、格ゲーだろうと、ベッドの上だろうと..............あの人はそんな事気にしない人だったよ」
楓『耕一さん、フケツです』
耕一「そっちにも聞こえてるんかい! 」
千鶴『いや〜ん、耕一さん♪ こんな昼間っから何言ってるのよ〜♪ 』
楓『そう言いながら千鶴姉さんも嬉しそうだし....................フケツ』
梓『そう、千鶴姉は全く気にしないのだ。遊星からの物体Xを混入しようと、人格障害すら起こしうるシロモノを作り上げようと.............』
梓『ま、千鶴姉のポジションは今回の配役が全てを物語っていると................』
千鶴『...................』
梓『.................』
    /   / ))))                          |
   /   /_ ⊂ ∧_∧                  | ヽヽ |\
  /   / /  '´ M ヽ.          i 、、 | ヽヽ |\   |  \
 / / \ \  ! ノ从 リ))〉    ド ド |ヽ   |\  |    |
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/ /     ヽ     ⌒\
/       ノ     /> >    
        /     / 6三ノ  
       /  / \ \ ` ̄   
―    /  ん、  \ \    
――  (__ (   >  )     _   
⌒ヽ   ’ ・`し' / /     '´,---、ヽ    
  人, ’ ’, ( ̄ /       !l iノ从从リ       
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 )  |        ヽl、゚ ロ゚ノっ モーターヘッドはどうした!
         \_つ       (つ彡  
                     |-(⌒) 
                     し